三和シヤッターが環境配慮型鋼製ドア「YAGドア green flag」を新発売

環境に優しい鋼製重量ドア「YAGドア green flag」の登場

2025年12月1日、三和シヤッター工業株式会社が新たにリリースした鋼製重量ドア「YAG® ドア」が注目を集めています。この製品は、日本製鉄株式会社が提供するGXスチール「NSCarbolex® Neutral」を採用し、環境への配慮を徹底した新しい形態のドアです。

環境への取り組み

近年、環境問題がますます重要視される中で、三和シヤッターは脱炭素社会の実現に向けた取り組みを強化しています。「YAGドア」は、板厚1.0mmの表面材をレーザー加工で組み立てることで、従来の鋼製重量ドアに比べて鋼材の使用量を約45%削減。これにより、製品の軽量化と資源の効率化を実現しました。

この度、新たにGXスチール「NSCarbolex Neutral」を採用することにより、さらに78kg-CO2のCO2排出削減に成功しました。これにより、特に環境に配慮した建物の構築に寄与する商品として、持続可能な社会の実現に向けた大きな一歩となります。

CO2削減の実績

具体的に、今回の「YAGドア」では、従来の製品に対し、扉1枚について約72kgのCO2排出を削減しています。そしてGXスチールを使用することで追加で約67kgの削減が可能となっています。このように、製品を通じて環境に優しい選択肢を提供しています。

三和シヤッター工業は「green flag」のラベルを掲げ、環境に配慮した素材を使用した商品開発を推進します。また、環境配慮型素材を採用することで、CO2削減実績を証明する「CO2削減属性証明書」を発行し、さらなる透明性の確保に努めています。

グローバルなビジョン

三和グループでは、「三和グローバルビジョン2030」において、2040年までに事業活動に伴うCO2排出量を実質ゼロにするというカーボンニュートラルの方針を策定しています。これを実現するために、サプライチェーン全体でCO2排出削減に取り組み、新たな価値を創造し続けることが必要です。

これまでの取り組みを通じて、三和シヤッター工業はより良い環境づくりに貢献することを目指しています。環境負荷を低減した商品を生み出し、将来的には建材の選択肢としても多くの人々に支持されることを期待しています。