里山に関する絵本
2026-01-19 10:32:59

台湾の里山を描いた絵本シリーズの出版記念イベントレポート

台湾の里山を描いた絵本シリーズの出版記念イベント



2025年12月22日、誠品生活日本橋にて、台湾の里山をテーマにした絵本シリーズ「台湾SATOYAMAイニシアティブ」の日本語版出版記念イベントが開催されました。このイベントは、台湾のデザインスタジオ「種籽設計(SEED DESIGN)」が製作した絵本の魅力を紹介し、文化と自然がいかに共生しているかを考える機会となりました。

絵本の内容と背景



今回出版された絵本シリーズは、2026年2月から日本全国で販売される予定で、「白い石は陸に上がり 黒い石は海へ潜る」「小さな台湾白魚は大波を生む」「カタグロトビの歌」「百分橋を越えてきて」という4作品から成ります。これらの作品は、台湾の様々な地域に根ざした物語や問題意識を描写しており、今の時代における自然との共生について深く考えさせる内容となっています。

イベントには、種籽設計の陳献棋総経理、カルチャーマガジン「Soil mag.」編集長の曽田夕紀子氏が登壇。彼らはそれぞれの視点から、現代社会においていかに人と自然が共生できるかをテーマに語りました。特に、絵本が世代を超えたコミュニケーションの手段であり、里山の価値を次世代に伝える重要な役割を果たすことについて意見を交わしました。

SATOYAMAイニシアティブとは?



SATOYAMAイニシアティブは、生物多様性の保全と人間の幸福を追求する国際的な活動であり、日本の里山文化を基にしています。このイニシアティブは、日本の環境省と国連大学が共に提唱しており、台湾も同様の理念を支持しています。里山の景観は、人間と自然の調和を反映しており、その中で生きる人々の生活や文化も重要な要素です。

イベントのプログラム



イベントのプログラムは、出版社トゥーヴァージンズの取締役による開会挨拶に始まり、台湾農業部の陳俊言署長や国際パートナーシップの渡辺綱男事務局長からのビデオメッセージが送られました。続けて、陳献棋総経理による絵本紹介が行われ、それぞれの作品に込められたメッセージについて詳細に語られました。

特に、曽田編集長とのトークセッションでは、日本と台湾が抱える里山の課題について意見が交わされました。曽田氏が触れた、熊と人との共生についての現状は、多くの参加者の関心を呼びました。これに対する陳総経理の答えも興味深く、台湾でも環境の変化に伴って動物たちが人里に降りてくる事例が見られることを紹介しました。

当日の印象



参加者は、絵本の美しいイラストやストーリーがもたらすメッセージに心を打たれました。このイベントを通じて、持続可能な未来を考えるための糸口が見えたようでした。そして、絵本という媒体が、知恵や文化を未来に繋ぐために如何に役立つか、参加者全員で考える素晴らしい機会となりました。

終わりに



今回の出版記念イベントは、ただの書籍のプロモーションを超えて、社会的な意義を持つものでした。未来への視点を持つ若い世代に、どのように知恵や文化を伝えていくかという未来志向のテーマがしっかりと扱われました。参加者たちは、絵本を通じて自然との共生の重要性を再認識し、持続可能な生活様式を意識する機会となったでしょう。

この絵本シリーズが多くの人々の心に響き、センスを刺激することを願っています。また、出版元のトゥーヴァージンズも、これからの文化の発信に注力し、みんなで未来に向けた大切な一歩を踏み出していきたいと考えています。


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