AI採用プラットフォーム『レジュメノー』とは
株式会社InnovativeAIが提供するAI採用プラットフォーム『レジュメノー』が、jinjer株式会社によって正式に導入されることが決まりました。2025年4月から本格的な運用が開始される予定です。このシステムは、IT人材、特にWebエンジニアの採用強化を目的としており、AI面接機能や高度なマッチングアルゴリズムを駆使して、企業と求職者の双方にとってメリットのある採用プロセスを実現します。
jinjer株式会社の背景
jinjer株式会社は、東京都新宿区を拠点に、クラウド型人事労務システム「ジンジャー」を提供している企業です。「世の中のすべてを『as a Service』へ」というミッションのもと、日本のHRテック市場をリードしてきました。今回、『レジュメノー』の導入により、エンジニアやIT関連職の人材採用を強化する意向を示しています。
jinjer社の担当者は、「今後の事業拡大に向けてエンジニアの内製化を進めており、従来の採用方法では掴みきれなかった求職者のソフトスキルやカルチャーフィットを『レジュメノー』を通じて把握できることを期待しています」と述べています。
AI面接×ダイレクトリクルーティング
『レジュメノー』は、AI面接機能を活用して、求職者のスキルや価値観を多面的に確認することができます。バーチャルAI面接官が候補者に対して思考過程や問題解決能力、コミュニケーション能力を評価し、実務に直結する特性を明らかにします。
さらに、企業はプラットフォーム上で希望するスキルや給与などの条件を設定し、面接動画を確認しながら候補者を効率的に検索することができるため、より的確に人材を選ぶことが可能です。
高度なマッチングアルゴリズム
『レジュメノー』の特徴は、データに基づいた高度なマッチングアルゴリズムです。AI面接で得た双方の対話データを用い、企業側が求める要件を詳細に分析します。このプロセスにより、スキルや経験に加えて、企業文化とのミスマッチを最小限に抑えることが期待されており、より適合度の高い人材の採用を実現します。
InnovativeAIの目指す未来
株式会社InnovativeAIは、2024年に設立され、AI技術を駆使した人材採用を進化させようとしています。「履歴書ではなく、”自分らしさ”でキャリアを選べる時代を作る」というミッションを掲げ、JR西日本グループなどとの協業を通じて実用性のあるプロダクトを展開してきました。エンジニアはフランス発のエンジニア養成機関42Tokyoや42Parisの卒業生を中心に構成されており、技術力とクリエイティビティを兼ね備えています。
まとめ
jinjer株式会社がAI採用プラットフォーム『レジュメノー』を導入することにより、日本のHR領域における新たな可能性が開かれます。AIを活用した採用手法が、これからの人材採用において重要な役割を果たすことは間違いありません。今後の展開に注目が集まります。