Kuradashiが規格外農産物の出品を広く募集
株式会社クラダシが運営するソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」では、フードロスの削減を目的に、規格外の農産物の出品パートナーを広く募集しています。対象となるのは、見た目の基準や流通ルートに縛られてしまい、販路がない商品を抱える農家や販売事業者です。さらに、農産物が抱える本質的な価値を守りながら、持続可能な農業流通を築くことを目指しています。
フードロスと農家の声
日本では「標準出荷規格」が2002年に廃止されているものの、依然として小売店での陳列や地域ブランドを維持するための独自の規格が残っています。これにより、経済的損失が発生し、農家の負担が増しています。実際には、収穫された野菜の約13%が規格外として市場に出ることができず、年間で約3,700億円相当の農産物が廃棄されているとわれています。さらに、農家の労働の約60%は収穫後の調製や包装などに費やされているため、農業の現場は人手不足にさらされているのです。
Kuradashiは、規格外の農産物を「自然が生んだ個性豊かな商品」と再定義し、その認知度を高める取り組みを行っています。品質や安全性に問題のない作物が、見た目の基準によって市場から排除されてしまうのを防ぎ、新しい流通網の構築に寄与したいと考えています。農家や販売事業者が自らの想いを伝えられることが、新たな販路としてKuradashiが果たす役割です。
過去の成功事例
実際に、Kuradashiでは過去に多くの農家と連携し、「もったいない」という思いを形に変えてきました。例えば、和歌山県の池田農園が出品した「訳あり不知火」は、560kgものロスを削減する結果を残しました。出品者は、通常の販売で挫折した商品でも、味に自信があったため多くの人に届けられたことを喜んでおられました。
さらに、青森県のしのへ農園が出品した「旬のりんご福箱」は、4,390kgのフードロスを削減しました。こちらも見た目の問題から売れ残った商品でしたが、自然の産物である以上、規格外が生まれるのは避けられません。Kuradashiの取り組みが農家の救いとなったのです。
出品のご案内
フードロスや販路の問題を抱える農家や販売業者は、ぜひKuradashiへの出品を検討してみてください。出品に関してのお問い合わせは、
こちらのフォームから可能です。各農家が抱える状況に応じて、最適な販売方法を提案します。
また、農業における人手不足を解決するため、クラダシでは大学生を農作業の支援に派遣する「クラダシチャレンジ」というプログラムも実施しています。こちらもぜひご活用ください。
まとめ
Kuradashiは、フードロス削減に取り組むことを通じて、社会的な価値を生み出すことを目指しています。新たな販路の提供や、農家の思いを大切にする取り組みを通じて、より多くの人々に農作物の本当の価値を伝え、持続可能な社会の実現に貢献していく考えです。ぜひ、Kuradashiの活動に注目してみてください。