エフコープがライナフの「スマート置き配」を導入
2026年1月19日、福岡県のエフコープ生活協同組合は、株式会社ライナフが提供する「スマート置き配」サービスの導入を発表しました。この取り組みは、志免支所にて開始されるもので、エフコープは2025年から城南支所で本サービスを運用しており、今回で2拠点目の展開となります。
「スマート置き配」は、共用エントランスがオートロックになっているマンションにおいて、組合員が不在の場合でも、デジタルキーを使って配達員が安全にエントランスを解錠し、各住戸の玄関前まで商品を届けることを可能とします。これにより、配達の効率化が図られるだけでなく、オートロック付きの物件に住む利用者にとっても、大変便利なサービスです。
導入の背景と期待される効果
これまでエフコープでは「置き配」を実施していましたが、特にオートロック付きのマンションでは、配達員が住民不在の際に商品を届けることができず、再配達の必要が生じていました。この再配達は業務の負荷となり、効率的ではありませんでした。新たに導入する「スマート置き配」により、再配達の必要を大幅に減少させることが期待されています。これは業務の効率化に寄与するだけではなく、CO₂排出量の削減にも貢献する環境への配慮とも言えます。
今後、エフコープはこのサービスを他の支所へも拡大する予定であり、2026年度内には福岡県内の他の拠点でも「スマート置き配」を導入予定です。エフコープは、安全性と先進性を備えたサービスの導入を進め、持続可能な社会の実現を目指します。
「スマート置き配」とは?
具体的には、「スマート置き配」は、エフコープが導入した「NinjaEntrance(ニンジャエントランス)」というスマートロックを活用しています。これにより、配達員は入館権限を持ち、オートロックの共用エントランスに入れるようになります。配達は、事前に指定された場所へ行われ、解錠の履歴もすべて記録されるため、セキュリティ上も安心して利用することが可能です。マンション管理会社やオーナーにとっても、特別な費用負担なく導入できる点が大きな魅力です。
組織概要:エフコープとライナフ
エフコープは1983年に設立され、福岡県糟屋郡篠栗町を本部とする生活協同組合です。共同購入や夕食宅配など、多岐にわたる事業を展開しています。代表理事は堤新吾氏です。
一方、ライナフは東京都文京区に本社を置く企業で、スマートロックの開発・運営を中心に、マンション向けのサービスを多数提供しています。設立は2014年で、代表取締役は滝沢潔氏です。すでに全国で19,000棟以上に導入実績があります。
まとめ
エフコープによる「スマート置き配」の導入は、ただの配達サービスの進化にとどまらず、持続可能な社会づくりへの一歩でもあります。再配達の削減により環境負担が軽減されるとともに、利用者にとっても利便性が向上するメリットを持つこのサービスに、今後の期待が高まります。