日本最大の医療データベースを活用した医療AIセミナー
2025年6月23日(月)に、一般社団法人ライフデータイニシアティブの代表理事で医学博士の吉原博幸氏を招き、日本最大の医療データベース「千年カルテ」に基づく医療AI開発に関するセミナーが開催されます。このセミナーは、医療に関心のある方々にとって貴重な学びの機会となるでしょう。
セミナーの概要
本セミナーでは、診断精度の向上や治療方針の最適化、医療従事者の負担軽減、新薬開発の加速を目指した医療AIの可能性について詳しく解説されます。特に、LLM(大規模言語モデル)を用いた完全なデータ構造化に取り組む現在の状況や課題についての議論が予定されています。
開催日時
- - 2025年6月23日(月) 16:30 - 18:30
講師
一般社団法人ライフデータイニシアティブ 代表理事 医学博士、京都大学名誉教授・宮崎大学名誉教授
講義概要
セミナーでは、特に「千年カルテ」の立ち上げから現在に至るまでの歴史や、その活用例について触れられます。2002年に「ドルフィンプロジェクト」として始まったHERシステムから、2015年に立ち上がった「千年カルテ」に至るまでの道のりは、医療情報の集積と利用の重要性を示しています。現在、118の医療機関がこのデータベースに接続し、約1000万人の患者データが蓄積されています。
吉原氏は、次世代医療基盤法の施行によって、匿名化された医療情報が多くの企業で利用されている理由や、厚生労働省との連携に基づく医療情報の利活用の向上に向けた提言も行う予定です。
講義項目
1. 千年カルテ1,000万人分の医療データ構築の系譜
2. LDIの匿名化医療情報が使われる理由
3. 厚労省関連の医療情報連携基盤との連携
4. LLMによる医療データベースの完全構造化
5. 医療情報利活用の改善に向けた提案
6. 質疑応答
7. 名刺交換・交流会
本セミナーでは、講師や参加者同士のネットワーク形成を促進し、ビジネスの拡大に役立てていただける機会も提供されます。セミナー終了後には、アーカイブ配信も行われるため、参加できない方でも学びを深めることができます。
受講方法と料金
参加者は、会場受講、ライブ配信、アーカイブ視聴から選ぶことができます。受講料は、1名で37,640円(税込)、2名以上の申し込みで32,640円です。地方公共団体に所属する方には特別料金も用意されています。
詳細や申し込みについては、
こちら をご覧ください。医療に携わる方々や新しい技術に興味のある方々に、多くの価値を提供するセミナーです。