EY新日本のAI監査
2026-01-28 16:20:17
EY新日本、生成AIを活用した監査業務のデジタル化を推進
EY新日本の最新AI監査システム導入
EY新日本有限責任監査法人は、2026年1月より生成AIを活用した書類解析システム「Document Intelligence Platform(DIP)」の本格運用を開始します。この新しいシステムは、監査業務において、全ての被監査先3,805社に対応可能となります。
DIPは、監査業務の証憑突合プロセスを自動化し、生成AIを使って証憑内容の把握、会計データとの照合、調書の作成までを一貫して行うことができます。これにより、従来のように人が一つずつ証憑を開いて確認する作業が大幅に削減されるため、ヒューマンエラーのリスクも軽減されるでしょう。
また、最近ではデジタル証憑に対する改ざんが増加してきており、目視での検知が困難になっています。そこでDIPでは、独自に開発した画像解析AIが証憑の信頼性を多角的にチェックし、不自然な加工や偽造の兆候を検出するとすぐにアラートを発信します。これにより、潜在的な不正を早期に発見することが可能となり、監査品質の向上が期待されます。
デジタルトランスフォーメーション(DX)が進展する現代において、業務プロセスの自動化やデータ活用は急速に広がっています。監査業務においても、高度なデジタル対応が求められています。EY新日本は、この流れを受けてAIとデジタル化を積極的に推進し、監査品質を向上させると共に、業務の効率化を図っています。
さらに、EY新日本ではクライアントサービスに従事する会計士のために、「デジタルフルーエンシープログラム」と呼ばれるAI活用の基礎を学ぶ研修も提供しています。このプログラムにより、全員がデジタルリテラシーを身につけ、組織全体の能力向上を目指しています。
今後もEY新日本は、専門知識を駆使したツールの開発を進め、監査業務のデジタル化や効率化に注力していく方針です。これによって、より高品質な監査を実現し、クライアントに対する信頼性を高めることを目指します。今後の活動にも注目が集まります。