TBWA HAKUHODOが2015 Clio Awardsで輝かしい成績を収める
株式会社TBWA HAKUHODOが制作した「No Smiles」が、2025 Clio Awardsで日本企業として初めて銀賞と銅賞を受賞しました。受賞したのはソーシャルメディア部門とオーディオ部門であり、広告業界における国際的な評価を受ける結果となりました。
Clio Awardsとは?
Clio Awardsは、1959年にアメリカのニューヨークで始まり、世界三大広告賞の一つとして、Cannes LionsやThe One Showと並ぶ権威を持っています。毎年、100を超える国々から数千点の広告作品がエントリーされ、その中から最も優れた作品が選ばれます。
「No Smiles」キャンペーンの目的
「No Smiles」は、日本マクドナルドの「スマイル0円」というブランド資産を新たな視点で再解釈したキャンペーンです。特にZ世代に焦点を当て、「働く中でも自分らしさを忘れない」というメッセージを発信しました。このメッセージが大きな共感を呼び、就業観のアップデートと合わせてブランドの親和性を高めることに成功しました。
国際的な評価の取得
このキャンペーンは、2025年2月に開催された「Clio Music Awards」においてもグランプリと金賞を獲得するなど、影響力を持つ作品として広く認識されています。さらに、Cannes Lions 2024で金賞、New York Festivals 2024、LIA 2024、Spikes Asia 2025においてもグランプリを受賞し、近年の日本発のキャンペーンの中でも特に評価の高い作品となっています。
受賞の詳細
受賞作品:No Smiles
- - 広告主:日本マクドナルド株式会社
- - 受賞内容:
- Silver:Social Media部門 Specific Target Audience
- Bronze:Audio部門 Specific Target Audience
TBWA HAKUHODOについて
TBWA HAKUHODOは2006年に設立され、博報堂とTBWAワールドワイドのジョイントベンチャーとして活動を開始しました。「生活者発想」や「パートナー主義」といった博報堂の理念と、TBWAが長年にわたって培った「DISRUPTION®︎」メソッドを駆使し、クライアントのビジネスを支援することに全力を注ぎます。
「DISRUPTION®︎」は、既存の枠組みに捉われず新たなビジョンを創出するTBWA HAKUHODOの哲学であり、マーケティングだけでなくビジネス全般における新しい発想をもたらします。広告とは、単なるコミュニケーション手段ではなく、ブランドや事業の進化のための重要な要素であることを再認識させる取り組みでもあるのです。
これからも、TBWA HAKUHODOから生まれる新しいキャンペーンやアイデアに注目が集まることでしょう。