インドネシアと日本を結ぶ「JENESYS」プログラムの実施
2025年11月11日から18日の期間、インドネシアの国立イスラム大学に所属する大学生および社会人8名を対象とした招へいプログラム「JENESYS」が開催されます。このプログラムは、インドネシアの若者たちと日本の文化や歴史、宗教観について深く学び合うことで、相互理解と平和構築、さらには多文化共生の意識を醸成することを目的としています。
プログラムの概要
「JENESYS」は、日本政府(外務省)が推進する国際交流事業の一環として、アジア・オセアニア各国の青年を日本に招待し、日本への関心や理解を深めることを目的としたプログラムです。今次のプログラムでは、訪問地として東京都と長崎県が選定されており、さまざまな視察や交流活動が予定されています。
日程の詳細
- - 11月11日(火): プログラムの開始日。参加者は日本に到着後、オリエンテーションを受けた後、東京国立博物館と浅草の視察を行います。
- - 11月12日(水): 早稲田大学で「日本におけるイスラーム」と題したテーマ関連講義を受講し、意見交換を行います。
- - 11月13日(木): 東京都から長崎県へ移動し、株式会社FORTHEESの視察を行います。
- - 11月14日(金): 長崎での活動がスタート。原爆資料館や平和公園を訪れることで、被爆の歴史を学びます。さらに、諫早市の防災対策や多文化共生についての講義を受け、その後ホストファミリーと対面し、実際にホームステイを体験します。
- - 11月15日(土) / 11月16日(日): ホームステイに徹し、ホストファミリーとの時間を通じて、日本の生活に触れ合う貴重な体験を得ます。
- - 11月17日(月): 最後の移動日。長崎県から東京都に戻り、プログラムの報告会を行います。
- - 11月18日(火): 帰国となります。
参加言語と実施方法
全てのプログラムはインドネシア語で行われ、直接対面による交流を重視しています。参加者は多文化共生や対日理解を促進することに貢献し、プログラム終了後はそれぞれの地域において日本の魅力を広める役割を担います。
お問い合わせについて
本プログラムについての詳細や問い合わせは、一般財団法人日本国際協力センター(JICE)の国際交流部までご連絡ください。公式ウェブサイトにも情報が掲載されています。
このプログラムを通じて、多文化共生の大切さを理解し、さまざまな価値観を受け入れる心を育むことができるでしょう。未来を担う若者たちの成長を期待し、彼らが持ち帰る思い出と知識が、日印関係をさらに深める一助となることを願っています。