ショーワグローブがGoogle Workspace導入で業務革新を実現

2023年、ショーワグローブ株式会社が吉積情報株式会社の支援を受けて、全社的なGoogle Workspaceの導入を完了しました。これにより、世界5800名を超える従業員が情報を共有するための新たな基盤が整備され、簡素化された業務環境である「どこでも仕事ができる環境」が実現しました。

プロジェクトの背景

ショーワグローブ株式会社は、家庭用・作業用手袋の製造を手掛けるリーディング企業であり、グローバルな市場での成長を目指しています。そのためには、業務のDX（デジタルトランスフォーメーション）を進めることが急務でした。従来のローカルファイル中心の作業スタイルでは、海外拠点とのデータのやり取りが煩雑で、迅速な業務遂行が難しかったのです。この課題を克服し、組織文化そのものを変革するためには、単なるITツールの導入に留まらない新たな働き方が求められました。

吉積情報を選んだ理由

他社製品と検討する中で、ショーワグローブは「働き方を変革する」というビジョンに共感し、Google Workspaceを選択しました。その中でも、吉積情報の「GooTorial」という独自教材や、Google Cloudのトレーナー資格を持つ担当者の存在が大きな決め手となりました。特に、ショーワグローブの企業文化を変革するための熱意が強く評価されたのです。

導入の成果と新たな働き方

Google Workspaceの導入により、チームメンバーはリアルタイムで情報を共有できるようになり、会議中に共同編集を行うことで意思決定のスピードが向上しました。これまでの物理メディアを使用したデータのやり取りから解放されたことで、海外出張先や自宅からも安全に情報へアクセスできるようになり、利便性は飛躍的に向上しています。また、メールにファイルを添付する従来の文化から、情報をリンクで共有する文化へと進化したことで、情報の共有が当たり前となり、組織全体の協業が進んでいます。

ショーワグローブからの声

プロジェクトを担当する成田氏は、導入当初の困難さについて言及しつつ、システム導入の本質は「行動を変えること」であると強調しました。また、竹野氏は「働き方やカルチャーを変えることが目的であり、そのためにはパートナー選びが重要」と語りました。どちらも、文化変革を伴うこの取り組みが、長期的な企業成長に寄与することを信じて疑わない様子でした。

まとめ

ショーワグローブの取り組みは、働き方改革を加速させる新たなモデルケースとして、多くの企業にとって参考になるものといえるでしょう。吉積情報株式会社の支援によって、同社は今後もさらなるグローバル展開を目指していくことが期待されます。詳細な導入事例についてはこちら。

会社情報

ショーワグローブ株式会社
本社：兵庫県姫路市砥堀565
事業内容：幅広い分野に対応した手袋の企画・製造・販売
ウェブサイト：ショーワグローブ

吉積情報株式会社
本社：東京都千代田区大手町1丁目7番2号東京サンケイビル26階
事業内容：Google Cloudのプレミアパートナーとして業務改革を支援
ウェブサイト：吉積情報