フィリップス・ジャパンが「Japan Health」に出展
フィリップス・ジャパンは、2025年6月に大阪で開催される医療・ヘルスケア国際見本市「Japan Health」にプラチナスポンサーとして出展することを発表しました。この見本市は、EXPO 2025大阪・関西万博の公式関連イベントの一環として位置付けられており、健康とウェルビーイングに関連した新たな取り組みを展開します。
「Japan Health」とは
「Japan Health」は、2025年6月25日(水)から27日(金)までの3日間にわたり、インテックス大阪で開催されます。国内外の医療機器メーカー、スタートアップ、研究機関、行政機関などが集結し、日本が誇るヘルスケアの技術やサービスを世界中に発信する機会となります。このイベントは、産業の活性化や国際競争力の向上、イノベーションの創出を目指す重要な場です。
日本の医療が抱える課題
日本の医療界では、少子高齢化による医療需要の増加や医療資源の都市部と地方での偏在、高度化する医療技術への対応が求められています。これに伴い、医療現場では深刻な人手不足が問題視されており、医療従事者の長時間労働が患者ケアの質を低下させる懸念があります。フィリップスは「より良いケアをより多くの人へ」というビジョンのもと、AI技術を利用した革新的な解決策を模索し、業務の効率化に努めています。
フィリップス・ブースの展示テーマ
「Japan Health」では、フィリップスのブースにおいて以下の3つのテーマに基づくソリューションが紹介されます。
1.
医療とサステナビリティ
2.
病院におけるワークフローの最適化
3.
医療現場における災害対策
これらのテーマは、医療分野における持続可能な未来を模索し、患者と医療従事者双方の生活をより向上させるためのものです。また、特にヘリウムフリーMRIや遠隔治療ソリューション、小児患者の心的外傷を軽減するための画像診断検査に関する最新技術も発表される予定です。
ランチョンセミナーの開催
フィリップスは、6月26日(木)にランチョンセミナーを共催します。このセミナーでは、医療機関とホームケアの視点から見たサステナビリティについて講演が行われ、具体的な選択肢とその実施方法について解説される予定です。演者には、あいち健康クリニック理事長の加古伸雄先生や、医療法人財団はるたか会理事長の前田浩利先生など、医療従事者の専門家が登壇します。
フィリップス・ジャパンの取り組み
フィリップス・ジャパンは、1953年に創立されて以来、ヘルステクノロジーのリーディングカンパニーとして日本の医療課題の解決に貢献しています。画像診断、超音波診断、生体情報モニタリングなど様々な分野での革新を通じて、より良い健康と豊かな生活の実現を目指しています。
フィリップスは、日本国内で約2,000人の従業員を擁し、全国的に展開しています。これからも新たな技術を駆使し、ヘルスケアの環境を改善するための努力を続けてまいります。
詳しい情報や最新ニュースは、フィリップスの
公式サイトをご覧ください。
最後に
「Japan Health」が、医療分野における重要な革新とパートナーシップのプラットフォームとなることを期待しています。フィリップスの出展により、多くの人々に向けた質の高い医療が実現することを願っています。