新たな暑熱対策のカギを握る『カオカラ』
ポーラ・オルビスグループの株式会社ポーラメディカルが開発した暑熱対策AIカメラ、通称『カオカラ』が、2025年2月19日から21日まで東京ビッグサイトで開催される『第4回サーキュラーエコノミーEXPO』でお披露目されます。この展示会では、循環経済に関する最新技術が多数出展され、その中で『カオカラ』が注目を集めています。
革新的な技術の背景
『カオカラ』は、ヘルスケアと技術の糸を取り結ぶ革新的な取り組みの一環です。ポーラメディカルは、心身の健康に寄与することを目指し、顔を通じて個人の状態を把握することに注力しています。顔は感情や健康状態を映す鏡とも言われており、『カオカラ』はその特性を利用して、ユーザーの暑熱による影響をAIで解析します。実際、2023年の夏には建設現場での社会実証試験が行われ、その結果、労働管理における有効性が示されました。
『カオカラ』の特徴
このAIカメラの最大の特徴は、簡便さとその精度です。具体的には以下のようなポイントが挙げられます。
1.
高精度な解析
特専のAIが顔色、表情、発汗を検出し、外気温や湿度データと併せて体調の変化を分析します。これにより、ヒトが直面する暑熱によるリスクへの対応が可能になります。
2.
運用の利便性
『カオカラ』は簡単にオペレートでき、タブレットを起動するだけで利用可能です。判定にかかる時間は約3秒と非常に速く、結果は4段階の色で表示され、直感的に理解しやすいとの評価を受けています。
3.
結果の一元管理
判定結果は管理者用のパソコンから確認できるため、全員の健康状態を一元的に把握できます。特に、赤色表示された方に対しては優先的に注意を払うなど、より効果的な健康管理が期待されています。
EXPOの詳細
『第4回サーキュラーエコノミーEXPO』では、最新の循環経済に関する技術が揃い、業界関係者が一堂に会します。会期は2025年2月19日から21日まで、東京ビッグサイトの東7ホールで行われます。ポーラメディカルのブース番号は【E85-60】です。この機会に、実際の『カオカラ』を体験し、その効果を肌で感じることができるまたとないチャンスです。
未来のヘルスケアの方向性
ポーラメディカルは、今後も社会のニーズに応じた製品を開発し続ける理念を持っています。『カオカラ』は、暑熱対策における新たな取り組みとして、企業や団体からの関心が高まっており、建設業や製造業を始めとする多くの企業に引き合いが来ています。
展示会では、実製品を通じてその効果を実際に体験できるため、ぜひ足を運んでみてください。最先端の技術が、私たちの健康管理をどのように変えるのか、その目撃者になれる絶好の機会です。