自動運転による革新:オリエンタル白石の施工現場
オリエンタル白石が手掛ける施工現場において、DeepXによる最新の自動運転技術が実証されました。この取り組みは、ケーソンショベルを使用した6時間以上にわたる連続自動運転を成功させた大規模な試みです。
ニューマチックケーソン工法とは
ニューマチックケーソン工法は、特に橋梁やダムの基礎工事、地下施設の構築に用いられる特殊な工法です。この工法では、地下水の侵入を防ぐために、圧縮空気を利用して作業空間を確保し、その中で天井走行式のケーソンショベルが地面を掘削、排土するという工程が行われます。しかし、従来の方法では熟練オペレーターへの依存や人手不足が深刻な課題として残っています。
自動運転システムの導入
DeepXが開発したケーソンショベル自動運転システムは、様々なセンサーを搭載し、現場の環境をリアルタイムでデジタルツイン化します。このシステムにより、地盤の形状や高さ、開口率を自動的に測定し、複数のショベルを自律的に制御することが可能になります。以下の機能が実装されています:
1. リアルタイムでの視覚化
2. 自動運転機能による土運搬
3. 障害物検知と経路回避機能
4. 他のショベルとの衝突防止
5. 手動操作へのスムーズな切り替え
これにより、オペレーターの視認や感覚への依存を軽減し、現場の立入りを抑えながら施工の安全性と生産性を向上させることが期待されています。
実証実験の結果
実証実験では、障害物を設定した上で自動運転を行い、その動作確認も行われました。自動的に障害物を避ける経路を計画する機能や、衝突リスクが生じた場合の自動停止機能も正常に動作しました。また、3台のケーソンショベルを同時に稼働させ、6時間連続での自動運転を達成し、事故も発生しませんでした。
今後の展望
DeepXは今後も、この実証結果を基にさらなる機能向上を図り、施工方法の完全自動化を目指します。労働力不足や技能者の高齢化が進む中で、自動化技術を通じて現場の安全性と生産性向上に寄与していくことでしょう。
DeepXおよびオリエンタル白石について
DeepXは、AIスタートアップとしての使命のもと、さまざまな産業における自動化技術の開発を進めています。オリエンタル白石は、多様な建設技術を駆使し、社会資本の構築に貢献する企業です。両社の共同の取り組みは、建設業界に革新をもたらす重要なステップとなっています。
お問い合わせ先