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港区安全の日、エレベーター事故の教訓を未来へ繋ぐイベントを開催

令和7年6月3日、港区では「6.3安全な社会づくりを目指して」というイベントが行われます。この日を設ける理由は、2006年6月3日に発生したエレベーター事故にあります。この事故により、当時16歳の高校生が命を落とし、区民や関係者の心に深い悲しみと教訓が残りました。

港区安全の日の意義

この事故を風化させず、エレベーターをはじめとする安全対策について考える日として区民に広く知られることを目的としています。安全は区民の生活にとって最も重要な要素の一つであり、事故の教訓を生かして、より安全な社会を築いていく姿勢を区の内外に示すことが求められています。

主催は「赤とんぼの会」と港区で、遺族や支援者とともに安全に関する意識を高め、区民全員が参加できるように工夫されています。毎年、多くの方々がこのイベントに参加し、エレベーター安全について考え、対話を持つ機会を得ています。

開催概要

- 開催日: 令和7年6月3日（火曜日）
- 献花式: 午後1時〜8時30分
- 講演会: 午後6時〜8時
- 会場: 区立障害保健福祉センター（港区芝一丁目8番23号）

講演会について

講演会では、二名の著名な講師が登壇します。ひとり目は、ドライブレコーダー開発者であり、全国交通事故遺族の会の元理事である片瀬邦博氏です。彼は、交通事故の実情とその防止策について詳しく解説し、我々が日々身の回りに潜む危険をどう認識し、対策を講じていくかを教えてくれます。

ふたり目はノンフィクション作家の柳田邦男氏。彼は自身の経験を元に、事故とその影響、遺族としての思いを語り、参加者に深い理解をもたらすことでしょう。

参加の呼びかけ

このイベントはどなたでも参加可能であり、エレベーターやその他の安全な社会についての理解を深める貴重な機会です。安全対策を考えることの重要性を、区民一人一人が再認識できる場としたいと考えています。そして、事故の教訓を未来へ繋げていくためには、皆さんの参加が不可欠です。

さあ、6月3日はぜひ区立障害保健福祉センターに足を運び、港区の安全に対する姿勢を共に確認し、新たな知識を得る時間を過ごしましょう。あなたの参加をお待ちしています！

詳しい情報や参加申し込みについては、港区の公式サイトをご覧ください。