AGEST ZERO SHIELDの新たな挑戦
株式会社AGESTは、2026年6月10日に米国のLazarus Enterprises, Inc.と共同開発した、自律型AIを活用したサイバーセキュリティプラットフォーム『AGEST ZERO SHIELD』の商用化に向けたPoC(Proof of Concept)を、2026年7月末から開始することを発表しました。
サイバーセキュリティの重要性
近年、サイバーセキュリティの環境は急速に変化しており、AIを悪用した攻撃や防御の手法が複雑化しています。2026年には、AIフロンティアモデル『Claude Mythos Preview』の登場により、企業や組織は新たな脅威に直面し、セキュリティ対策の強化が急務となります。これに伴い、データ主権やコスト、そして利用停止リスクなど、難解な課題も増加しています。
AGEST ZERO SHIELDの概要
『AGEST ZERO SHIELD』は、これらの課題を解決するために開発されており、特長は次のとおりです。
- - データ主権の確保:オンプレミス環境での運用が可能であり、ソースコードの外部送信を行いません。
- - ライセンス体系:年単位で固定課金が行われ、トークンベースの課金負担はありません。
- - 継続的なアップデート:サイバーセキュリティに特化したAIモデルを定期的に進化させる計画があります。
さらに、1回目の機能として、ゼロデイ脆弱性に対する検知・修正提案機能を中心に開発を進めており、2026年9月の商用化を見込んでいます。
突出した脆弱性ハンティング機能
AGESTの検証によると、『AGEST ZERO SHIELD』は高度な脆弱性ハンティング機能を持ち、具体的にはFFmpegのH.264スライスカウンターの脆弱性を検知することに成功しています。このような脆弱性は従来の手法では発見が難しく、AGEST ZERO SHIELDがもたらす新たな価値を証明しています。
PoCの実施
今月末より、国内主要SIerを中心としたパートナーとの連携を強化し、PoCを実施していきます。需要が高まる中で、この提携を通じて商用化に向けた検証作業を加速させる予定です。すでに複数の企業からの引き合いも受け、これからもパートナーシップを拡充していく方針です。
今後の展望
AGESTは、今後も商用化に向けたさまざまな機能の追加を予定しています。ライブターゲットのモニタリング機能やログ解析、自律AIによるペネトレーションテストなど、多様な機能が開発される見込みです。これにより、企業のセキュリティ基盤がより一層強化されることが期待されます。
最後に
AGESTは、ソフトウェアテストやセキュリティサービスを通じて、高度デジタル社会の発展に貢献し続けることを目指しています。新しいプラットフォーム『AGEST ZERO SHIELD』は、その一環として、サイバーセキュリティの未来に新たな光をもたらすでしょう。詳細情報は、AGESTの公式ウェブサイトで定期的に更新されますので、ぜひご確認ください。