デジタル給与の選択肢が広がる！PayPay対応開始の新基盤doreca

新たなデジタル給与の選択肢、BIPROGYのdorecaがPayPayに対応

BIPROGY株式会社は、価値交換基盤「doreca」のデジタル給与領域において、PayPayが提供する「PayPay給与受取」への対応を2026年3月に開始することを発表しました。この新たな取り組みにより、企業は従業員に多様なデジタル給与の受け取り方法を提供できるようになります。

dorecaとは？

「doreca」は、複数の決済サービスと接続できるマルチペイメントゲートウェイです。これにより、導入企業は決済事業者ごとに新たなシステム接続を行う必要がなく、スムーズに給与をデジタルで支払うことが可能です。給与を受け取る従業員は、自身の好きなキャッシュレス決済アプリとして、「PayPay」を選択できるのです。

業界初のPayPay給与受取

今回の取り組みは、デジタル給与領域における「PayPay給与受取」の追加を意味し、国内で初めての試みとなります。「PayPay給与受取」は、すでに100社以上の企業で導入されており、今後さらに多くの企業での導入が期待されます。この制度は、2023年4月からの改正で企業が銀行口座だけでなく、デジタルプラットフォームを通じて給与を支払うことができるようになったことに基づいています。

BIPROGYの今後の方針

BIPROGYは、PayPayと協力して、デジタル給与の導入を進め、企業との連携を強化する方針です。今後も他の決済事業者と連携しつつ、dorecaを拡充していく計画です。これにより、企業はより柔軟な給与支払いの選択肢を従業員に提供できるようになり、キャッシュレス社会の実現に寄与することを目指しています。

dorecaの特徴

「doreca」の最大の特徴は、複数の決済事業者とつながることができる点です。これにより、企業は管理業務を効率化し、コスト削減が可能となります。また、全銀協フォーマットに準拠した送金機能により、法令に基づく運用が容易になるのも大きな利点です。企業は、導入支援コンサルティングサービスを利用することで、効果的にデジタル給与の導入ができるサポートを受けられます。

経済と社会への貢献

BIPROGYは、経営の中で成長を目指し、ステークホルダーとの共創を通じた社会課題の解決に努めています。「doreca」は、ただの支払い手段を超えた、新たな価値の提供を目指しているのです。給与の受け取り方法としては、PayPay以外にも他の決済手段が増えることで、従業員の生活がより便利になることが期待されます。

まとめ

デジタル給与の進化は、企業や従業員に大きな利点をもたらします。BIPROGYの「doreca」とPayPayとの連携により、給与の受け取り方に新たな選択肢が増えることは、まさにキャッシュレス社会の未来を感じさせる出来事です。2026年3月からの導入が待ち遠しいと感じる企業や従業員にとって、今後の動向から目が離せません。