葛飾区のセイズが東京エコビルダーズアワードを2年連続受賞の快挙

葛飾区のセイズが東京エコビルダーズアワードを受賞

東京都葛飾区に拠点を置くセイズ株式会社は、令和6年度の「東京エコビルダーズアワード」において、主要4部門を2年連続して受賞する快挙を成し遂げました。このアワードは、環境性能に優れた建築物の普及に貢献する企業を表彰するものであり、セイズは特に「ハイスタンダード賞」および「リーディングカンパニー賞」を獲得しました。

表彰式での栄誉

表彰式は東京都庁で行われ、小池百合子都知事が出席。知事から授与された賞状やトロフィーは、受賞した企業15社の中にはセイズも含まれており、その取り組みが大いに称賛されました。知事は、この受賞が脱炭素社会の実現に向けた重要な一歩であると強調し、より多くの企業が環境性能向上に取り組むよう期待を寄せました。

東京エコビルダーズアワードとは

「東京エコビルダーズアワード」は、住宅の高断熱化や再生可能エネルギーの導入に焦点を当てたアワードです。東京都では、2030年までに「カーボンハーフ」を目指しており、受賞企業を通じて環境性能の高い建物の普及意識を高めています。特に、セイズがこの賞を受賞したことは、地域のハウスメーカーにとって大いに励みになる出来事です。

セイズの取り組み

セイズが表彰された理由の一つは、同社が断熱性能を高めるための努力をしているからです。具体的には、断熱性と省エネルギー性能を向上させるための「SW（スーパーウォール）工法」を採用し、高効率の熱交換気システムを標準装備しています。これにより、屋内の温熱環境を快適に保つだけでなく、光熱費の削減にも寄与しています。

特筆すべきは、セイズが8割以上の住宅に太陽光発電システムを設置している点です。これは、再生可能エネルギー設備の設置率を向上させ、環境保護に貢献しています。

地域貢献と未来ビジョン

セイズの企業理念には「本物を追求する」という言葉があります。この理念に基づき、同社は地域社会の発展に寄与し続け、新しい住宅の供給を通じて住民の快適さと安心を実現することを目指しています。さらに、2025年度から始まる「建築物環境報告書制度」に向けて、さらなる取り組みを進める計画です。

今後もセイズは、地域とともに高性能住宅の提供を続け、持続可能な社会の実現に向けて努力し続けることが期待されます。受賞イベントは3月4日に予定されており、他の受賞企業との交流を深める貴重な機会となるでしょう。