豊門公園もみじまつり、今年も大盛況
静岡県の小山町で、毎年恒例の「豊門公園もみじまつり」が2025年11月22日(土)に開催されました。このイベントは、紅葉が美しく色づく秋に合わせて行われ、今年も多くの来場者で賑わいを見せました。特に、今年は昨年の2倍以上の来場者が訪れ、地元だけでなく遠方からの訪問者にも注目されるイベントとなりました。
歴史ある公園と地域の魅力
「豊門公園もみじまつり」は、小山町のシンボル的存在である豊門公園が舞台です。公園内には、西洋館や豊門会館といった趣のある歴史的建物が点在し、来場者は美しい紅葉を眺めながら、地域の文化や食を楽しむことができます。今年も小山町が主催し、一般社団法人クルラー富士おやまが運営に携わることで、地域の活性化にも貢献しました。
小山町の町長は、「これまでの伝統を受け継ぎつつ、新しいアイデアを取り入れて非常に面白い祭りになった」とコメント。地域に根付く文化と新しい風が交わる様子は、地方創生のモデルとしての側面も持っています。
盛況のステージイベント
会場では、地元の飲食店やキッチンカーが並び、特に「おやま金太郎なべ」が人気を集めていました。食欲の秋を満たすグルメエリアは、終始賑わいを見せており、用意した分が完売した店舗も数多くありました。
さらに、多彩なステージイベントも開催され、カワイ体育教室によるチアリーディングや、こじこじのシャボン玉パフォーマンス、いんちきマジシャンによるマジックショーが披露されました。特に、こじこじによるシャボン玉パフォーマンスの後は、矢沢小吉が感動的な歌を歌い、その場を盛り上げました。
体験型コンテンツも充実
今年のもみじまつりでは、乗馬体験やモノづくりワークショップなどのユニークな体験コンテンツも大人気でした。「御殿場カルチャーファーム」が提供する乗馬体験は、訪れた家族連れから絶大な支持を受け、「特別な体験ができた」との声が寄せられました。
また、ステージでは人気芸人のBBゴローが登場し、地元の竹や木を使ったモノづくりワークショップの魅力を伝え、多くの人々を楽しませました。
地域経済への影響
グルメエリアは、特に多くの来場者で賑わいを見せ、地域経済の活性化にもつながりました。来場者の中には、「SNSで見かけた乗馬体験が気になり、家族で参加することにした」といった声もあったようです。
このように、「豊門公園もみじまつり」は、地域の文化や歴史を再発見する場であると同時に、地元飲食店や文化活動への貢献も果たすイベントとなっています。これからも地域の活性化に向けた取り組みが期待されます。
一般社団法人クルラー富士おやまについて
一般社団法人クルラー富士おやまは、小山町のさらなる活性化を目指す団体です。地域の企業と連携し、小山町を拠点とした事業展開や、今後のイベント主催などに取り組んでいます。地域を盛り上げるためのB級グルメの開発や新規事業も計画されており、今後の活動が注目されています。