女性支援プログラム
2025-12-25 09:58:24

コロンビアでの女性支援プログラム、ガーディアン・ガールズ・アカデミーの成功

コロンビアでの革新的な女性支援プログラム



2025年8月から10月の約2か月間、南米コロンビアで、画期的な女性支援プログラム「ガーディアン・ガールズ・アカデミー」が実施されました。このプログラムは、コロンビア共和国のスポーツ省と日本の現地非営利法人「キフ・コロンビア」内の「ガーディアン・ガールズ・コロンビア委員会」によって共催され、全国の女性を対象にジェンダー平等や女性エンパワメントを推進することを目的としています。

取り組みの背景と目的



ガーディアン・ガールズ・アカデミーは、コロンビアでスポーツを通じて女性の地位向上を目指しており、特にジェンダーに基づく暴力(GBV)の予防を重要なテーマとしています。世界における女性の権利向上の取り組みは進んでいますが、コロンビアが官民協力のもと、政府機関と明確な提携をした事例は初となり、その先駆的な姿勢が国内外から注目されています。

記念レセプションの開催



本プログラム発足を記念して、2025年8月27日にボゴタのスポーツ省本部で公式レセプションが行われました。パトリシア・ドゥケ・クルス大臣や日本大使館の髙杉優弘特命全権大使、また、キフ・コロンビア及びGGIの理事長ニア・ライトが出席しました。参加者たちは、この新たな試みが女性にどのような機会を提供するかの期待を語り合いました。

プログラムの詳細



ガーディアン・ガールズ・アカデミーは、ボゴタ、カリ、バランキージャの3都市において、合気道、柔道、柔術を通じた教育セミナーを提供しました。約250名の一般女性がこのプログラムに参加し、武道の技術を学ぶだけでなく、「心技体」や「道」についての教えも取り入れられています。これは単なる技術的な指導にとどまらず、女性たちの自己肯定感やコミュニティとのつながりを大切にした教育方針が特徴です。

各関係機関との協力



本プログラムの運営には、コロンビア柔術連盟や柔道連盟など、国内の各競技団体の女性指導者が関与しています。さらに、政府機関や国連と連携を取りつつ、社会変革や女性のエンパワメントといった公共政策とも整合性がありました。

参加者の反響



参加者の多くは、ガーディアン・ガールズ・アカデミーを通じて女性としての自信が得られたと語っています。「このプログラムを受けて、自分が守られる存在だけでなく、自分を守る力を身につけたことに誇りを持っています」と参加者の一人が言いました。

今後の展望



ガーディアン・ガールズ・アカデミーは、単なる女性支援にとどまらず、新たなモデルとして国際的に注目されています。国際ガーディアン・ガールズ(GGI)のもとで、様々な国での展開が期待されます。今後もこの取り組みを基に、ジェンダー平等や暴力予防の活動が全国規模で広まっていくことでしょう。コロンビアの成功事例が、他国における類似のプログラムにも影響を与えることを願っています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

画像17

関連リンク

サードペディア百科事典: 女性支援 ガーディアン・ガールズ コロンビア

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。