日中共同のIP展開
2025-05-07 14:33:33

日本と中国のクリエイターが手を組む新たなIPビジネス協業の始まり

日本と中国のクリエイターが手を組み新たなIPビジネス展開



中国の閲文グループ、カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)、そして空間機構の三社は、キャラクターや物語といった知的財産(IP)を活用した新たなビジネスの展開に向け、基本合意を締結しました。この合意は2025年5月7日(水)に結ばれ、今後の協業が期待されています。

近年、グローバル化が進む中で、IPの展開は言語や国境を越えたビジネス機会を創出してきました。閲文グループは、オンライン小説や漫画のプラットフォームとして数億人の読者を持つことから、その影響力は絶大です。この強みを持つ閲文グループと、日本の地域特性を活かした文化提案を行うCCC、更には日中のエンタメビジネスに精通した空間機構が力を合わせることで、新たな市場展開が見込まれます。

具体的な取り組み



新たな取り組みの第一弾として、大阪の戎橋に位置する「TSUTAYA EBISUBASHI」にて、閲文グループの人気作品をフィーチャーしたポップアップストアが今夏オープンする予定です。このポップアップストアでは、閲文グループの人気キャラクターや作品を体験できるグッズや関連商品が並ぶことが想定されており、大きな話題になること間違いなしです。

また、「ノベルフォーミュラ日本GP」という日本の作家やクリエイターを対象とした小説投稿コンテストも実施されます。このコンテストの受賞作品は、縦型動画や漫画、アニメ化されるだけでなく、ドラマやゲームにも展開される可能性があるとのこと。このように、新たなメディアミックス展開を視野に入れている点は、特に魅力的です。

日本のクリエイターに新機会



今回の協業は、日本の作家やクリエイターにとって、グローバルなプラットフォームで自身の作品を発表する絶好のチャンスとなります。また、日本国内のIP市場の活性化にも寄与し、国際的に評価されるクリエイティブコンテンツの創出へとつながるでしょう。

閲文グループ、CCC、空間機構のそれぞれの強みを活かしつつ、新たなビジネスモデルを構築することにより、日中間における文化的な交流の促進も期待されます。日本の文化や物語が、これから世界にどのように伝えられていくのか、非常に興味深いところです。

各社の役割



  • - 閲文グループ: 大手オンライン小説・漫画プラットフォームの運営を行い、豊富な作品と広大なリーダーベースを有しています。
  • - カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC): 知的資本をベースにした課題解決を行う企業で、エンタテインメントを通じた新たな価値の提供に注力しています。
  • - 空間機構: 日中間のコンテンツビジネスにおいて豊富な経験を持ち、新たな展開をマネジメントしています。

この協業は、今後の日本と中国のエンタメビジネスにおいて、新たな風を吹き込む重要なステップになるでしょう。どのような作品が生まれ、どのように日中の文化が融合していくのか、今後の展開に期待が高まります。


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