北斎と邪神の世界
2025-12-25 11:02:51

葛飾北斎とクトゥルフが奇跡のコラボ!『邪神三十六景』で新たな世界が広がる

葛飾北斎とクトゥルフ神話の異色コラボ『邪神三十六景』



2026年3月に発売される画集『邪神三十六景』が話題を呼んでいます。この作品は、日本を代表する浮世絵師、葛飾北斎の名作「冨嶽三十六景」と、クトゥルフ神話の邪神たちが融合した、全く新しいビジュアルの世界を描き出しています。

異色のコラボレーション


本書は、著者が手がけた『クトゥルフ神話生物解剖図鑑』でも知られる山田剛毅氏による作品です。北斎の代表的な作品にクトゥルフ神話の邪神たちがどのように絡むのか、その想像力豊かなビジュアル表現は見る者を惹きつけることでしょう。

北斎が描いた名作に邪神が潜むというこのコンセプトは、非常にユニークであり、例えば「神奈川沖浪裏」では巨大な波の中に隠れた影が、不気味な存在を思い起こさせます。さらに「山下白雨」では晴れた山頂を覆う異形の空が、江戸時代の賑わいを背景に神秘的な雰囲気を醸し出します。

全46作品には、邪神の正体や背景についての詳しい解説も用意されています。このように、本書は視覚的な楽しさだけでなく、読み物としても十分に楽しめる内容となっています。

全ページフルカラーの迫力


『邪神三十六景』は全ページフルカラーで構成されており、目で楽しむだけでなく、邪神が登場する「if」の世界に没入することが可能です。江戸時代の日常風景の中に、突如現れる邪神たちの姿は、まさに圧倒的な没入感を実現しています。

「隕石と共に現れた異形の海獣」が描かれた「神奈川沖浪裏」や、「霊峰に這いよる混沌の化身」が映し出された「山下白雨」、そして「川底より現れた醜き大蛙の怪」、「歪な龍神之図」など、各作品ごとに異なる妄想が膨らみます。

詳細な解説テキスト


本書は「三十六景」と名付けられていますが、実際には46枚の作品が収められており、各ページには著者による独自の設定や細部にこだわった解説が掲載されています。これにより、読者はただ作品を見るだけでなく、その背後にある物語や思想にも触れることができるのです。

書籍情報


  • - タイトル: 邪神三十六景
  • - 著者: 山田剛毅
  • - 発売日: 2026年3月
  • - 価格: 3,080円(本体2,800円+税10%)
  • - 仕様: B5変形/横綴じ/並製/128頁/オールカラー
  • - ISBN: 978-4-86791-071-9
  • - 出版社: トゥーヴァージンズ

この機会に、古き良き江戸の風景と、コズミックホラーの深淵を体感することができる『邪神三十六景』を手に入れ、あなた自身の想像力を羽ばたかせてみてはいかがでしょうか?


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