西陣織ドームの挑戦
2025-06-02 08:26:18

大阪・関西万博での西陣織ドーム製作秘話を冨永愛が紹介!

大阪・関西万博と西陣織ドーム



2025年4月から世界中の注目を集める大阪・関西万博。特に注目されているのが、「飯田グループ×大阪公立大学共同出展館」です。この建物は、約3,000㎡の広さを誇り、その外壁にはなんと「世界最大の西陣織」が使われているのです。このプロジェクトの背後には、仏高級ブランドを手掛ける「細尾」の12代目、細尾真孝氏がいます。

細尾真孝の挑戦



細尾氏は、西陣織を現代の様式にアレンジし、革新を続けるクリエイティブディレクター。彼の作品は、ディオールの店舗の壁紙やシャネルの洋服素材、さらにはザ・リッツ・カールトンやアマンなどのラグジュアリーホテルのインテリアにまで使われています。こうした成功は、長年の研究と挑戦によって築かれたものです。

西陣織の特徴と進化



西陣織は、歴史ある日本の伝統工芸です。細尾氏はその魅力を最大限に引き出すために、アメリカの著名な建築家ピーター・マリノとのコラボレーションを通じて、新たな挑戦をしています。また、伝統的な反物は長さ12m、幅36cmが基本でしたが、細尾氏はこの枠を超え、海外市場向けに使いやすい広幅の織物を作れるジャカード織機を開発しました。

ドーム製作の裏側



その後、細尾氏は4年の歳月をかけ、壮大な西陣織ドームを製作するプロジェクトに挑みました。「今まで色んなことに挑戦してきましたが、今回の山は上を覗いても頂上が見えない」という細尾氏の言葉通り、風雨に耐えうる外壁を西陣織で作るというのは、非常に難しい挑戦でした。

耐水性と耐火性を兼ね備えた美しい織物を作るため、細尾氏は糸の研究に取り組み、耐久性の高い西陣織の糸を開発しました。そして2年の構想と2年の製作を経て、遂に世界初の西陣織ドームが完成したのです。

世界が注目する西陣織



このドームは「世界最大の西陣織で包まれた建物」としてギネス世界記録に認定され、その製作秘話はテレビ番組「冨永愛の伝統to未来」で詳しく紹介されます。冨永愛が訪れた「HOSOO FLAGSHIP STORE」では、細尾真孝氏が西陣織の未来について語ります。まあ、ここで彼女は「まだ実感は湧いてない」と語るように、プロジェクトの成功を噛み締めています。

伝統文化の未来



「冨永愛の伝統to未来」は、ニッポンの伝統文化を未来へ紡ぐことを目的とした番組です。そこで紹介されるのは、先人たちから受け継がれた「伝統」の素晴らしさとその現状、そして未来への展望。西陣織の革新がどのように次世代に受け継がれていくのか、注目です。番組は毎週水曜の夜10時からBS日テレで放送されています。公式SNSでは、冨永愛のオフショットも楽しめますから、ぜひチェックしてみてください。


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