弥生が言語処理学会でAIの回答精度向上に関する新技術を披露
弥生株式会社が2026年3月9日から13日まで開催される言語処理学会第32回年次大会(NLP2026)において、同社のR&Dチームが大規模言語モデル(LLM)の回答品質向上に関する研究成果を発表します。近年、生成AIは業務効率化や意思決定支援に役立つ一方で、出力される情報が正確でないことや、不要な情報が混在してしまう「ハルシネーション」と呼ばれる現象が問題視されています。このような問題は、AI技術を実務で活用する際の障壁となっているため、弥生はこれを解決すべく取り組んでいます。
「中小企業を元気にすることで、日本の好循環をつくる」というミッションのもと、弥生はバックオフィス業務をサポートするソフトウェア「弥生シリーズ」の開発・販売を行っています。2023年には、蓄積された経済・会計データを利用した研究開発活動を行うR&Dチームを設立。今回の研究では、LLMが生成した回答の中から誤りや不要情報を自動的に検出・抽出する方法を提案しています。これによって、LLMによる出力内容を素早く検査し、補正することが可能になり、ハルシネーションや過剰な情報を抑えることが期待されます。
この成果は、弥生が提供するAI技術の基盤となり、より正確で信頼性の高い情報提供を目指します。お客様が安心して業務に集中できる環境を整備するため、弥生はAIの便益だけでなく、その正確性と信頼性にも重点を置いて研究開発に取り組んでいます。また、NLP2026においては、R&Dチームによる研究成果の発表のほか、学会の運営や議論にも参加し、自然言語処理技術の進歩と研究コミュニティへの貢献を目指しています。弥生は、これまでに蓄積したデータを活用し、AIなどの新技術と結びつけ、先を見越した価値の提供で中小企業の成長をサポートしていく考えです。
言語処理学会第32回年次大会は、2026年3月9日から13日まで宇都宮で開催されます。弥生の発表は3月10日(火)の15:10から16:40に行われます。発表テーマは『QAタスク回答中の趣旨・補足に対する不適・不足検出へのLLM適用』で、著者は弥生AI・データ戦略部の飯田頌平、林友超、宍戸里絵の3名です。
また、代表者の飯田は、「AIの活用が進む中、その出力の正確性を確保することが重要な課題です。今回の発表を通じ、多くの方々と有意義な議論ができることを楽しみにしています」とコメントしています。 弥生は、1978年に設立され、現在も中小企業を支えるために日々努力しています。
弥生の提供するソフトウエア「弥生シリーズ」は、350万以上のユーザーに利用されており、中小企業のバックオフィス業務の効率化に貢献しています。今後も顧客とのネットワークやデータを駆使し、新たな技術を取り入れながら、企業支援の第一線を歩んでいくことでしょう。