レコチョクグループとDreamus Companyの新たな提携
2023年、レコチョクグループ(株式会社レコチョク・株式会社エッグス)は、韓国のエンターテック企業Dreamus Company(ドリーマス・カンパニー)との音楽配信サービス契約を締結しました。この提携により、国内の音楽権利者はレコチョクが提供する音楽配信ソリューション「FLAGGLE」を通じて、Dreamusが運営する韓国の音楽プラットフォーム「FLO」へ楽曲を配信することが可能になります。この配信は2026年の上期から開始される予定です。
提携の背景
レコチョクグループとその関連会社であるエッグスは、音楽権利者の課題を解決することを目指して、2025年7月から「FLAGGLE」を提供しています。このサービスは、国内の音楽商品市場の拡大を目指すもので、全世界65カ国以上への配信ネットワークを持つ米国AudioSalad社のプラットフォームを基盤としており、グローバル標準の配信環境を日本語で提供しています。
この新たな提携の最も大きな目的は、韓国の音楽配信サービス「FLO」を通じて、国内音楽作品の海外市場拡大を図ることです。アジアの音楽市場は近年急成長しており、特に韓国からは多くのアーティストが進出しています。これに伴い、レコチョクは韓国市場におけるビジネスチャンスを広げたいと考えています。
「FLO」について
「FLO」は、韓国を代表する音楽ストリーミングサービスで、1億曲以上の楽曲を提供しており、AIを活用したパーソナライズされたプレイリストを提供することで、リスナーが自分の好みに合った音楽と出会うことができます。Dreamus Companyは、音楽の配信だけでなく、音源やアルバムの流通、公演、MD(マーチャンダイジング)など、音楽関連のビジネス全般にわたる統合的なサービスを提供しています。2025年には、bemyfriendsによる買収により、グローバルなファンダムビジネスの展開を強化し、新たな音楽市場での基準を確立していく方針です。
今後の展望
レコチョクグループは、「音楽市場の最大活性化」というミッションに基づき、今後も日々進化する音楽配信環境において、日本国内のアーティストの楽曲を国際的に展開できるよう努めてまいります。これに加え、新たな音楽配信サービスとの提携を模索し、さらなるビジネスチャンスを追求していく意向です。
「レコチョク」について
レコチョク自体は、音楽市場の活性化を目指すデジタル企業として、音楽配信やブロックチェーン技術を駆使したサービスを提供しています。個人と法人向けの音楽配信事業やインディーズアーティストへの支援も行っており、日本の音楽文化の発展に大きく貢献しています。今後の展開が非常に楽しみです。