空手世界チャンピオンが大相撲中継に挑む！目代結菜の初解説

空手世界チャンプが大相撲中継に登場！

2025年11月の大相撲十一月場所では、空手界の若きエースである目代結菜がゲスト解説として初めて登場します。新極真会に所属し、その活躍は世界でも評価されています。目代氏は「第1回アジアフルコンタクト空手大会女子軽重量級」で優勝し、「第13回全世界空手道選手権大会女子無差別級」で3位に輝くなど、空手界の未来を担う若手アスリートです。

大相撲という新しい挑戦

大相撲中継の解説を依頼された時、目代氏は驚きと喜びを感じたと語ります。「え！私でいいんですか？」という思いが最初に湧き上がったそうです。普段は空手の練習に打ち込んでいる彼女が、相撲の世界に足を踏み入れることに対して非常に楽しみであると感じているようです。

彼女はもちろん空手の技を駆使する選手ですが、実は稽古の中で相撲のような練習を取り入れているとのことです。「押し合いの稽古をすることがある。空手は無差別級で体格差を感じることもあるが、相撲の技がどのように活きるのか研究してみたい」という彼女の意気込みには、アスリートとしての真剣な姿勢が伺えます。

空手と相撲の融合

目代氏によれば、相撲は足腰が強くなるトレーニングができるため、非常に興味深いとのこと。「空手でも下半身の安定は攻撃や防御に直結しています」と話す彼女は、相撲の低い姿勢で前に出る力に魅力を感じているようです。また、相撲特有の「間合いの詰め方」や「重心移動」などは、空手では学べない新たなスキルであり、自身のトレーニングに取り入れたいと思っています。