アジア学院の精神を深めるインタビュー
毎週日曜21:30から放送されているTBSラジオ『嶌信彦 人生百景「志の人たち」』では、多様な志をもって生きる人々を特集しています。8月の放送では、アジア学院の常務理事である荒川朋子さんを迎え、同学院のユニークな教育の在り方について語っていただきます。
どのように誕生したアジア学院
ext{アジア学院}は、発展途上国出身の若者たちに教育を提供することを目的としています。その背景には、特に農業技術の普及や地域指導者の育成が重要視されています。今回は地域に焦点を当て、荒川さんが取り組んでいる9カ月間の研修プログラムについてお話を伺います。
詳細に聞くと、このプログラムは農業技術だけではなく、人間関係を深めることにも着目していることがわかりました。荒川さんによると、「農業」という実践的なスキルを通して、地域社会との結びつきが強化されるとのことです。このアプローチは、ただ知識を教えるだけにとどまらず、自立したリーダーを育てることを目指しています。
荒川朋子さんの情熱
また、浜田町の村で活動してきた荒川さんの熱い情熱も伺えました。彼女自身が高校時代にアジア学院の創設者の講演を聞いて感銘を受け、留学先から直接校長に手紙を書いたことが、今のキャリアへの道を開いたとおっしゃいます。こうした背景には、彼女自身の成長にかかわる数々の試練があったことでしょう。
荒川さんは、「教育は一方通行ではなく、皆が教え合い、共に学ぶ場所である」と語ります。ここで提唱される“教師”も“生徒”も存在しない学び舎の概念は、教育の自由度と人間的豊かさを強調しています。この考えは“共に生きること”を必修科目にすべきであるという理念のもとに成り立っています。
嶌信彦さんの代役も注目
本放送では、体調不良の嶌信彦さんに代わり、彼の長女であるライターの嶌陽子さんが出演します。新たな視点からも、多くのリスナーに感動を与えることでしょう。きっと、この二晩にわたるストーリーを通じて、アジア学院の教育理念や荒川さんの個人的な航海に触れることができるはずです。
毎週日曜21:30からはTBSラジオをお聴き逃しなく。人が生きる力や志を再確認できる貴重な機会となることでしょう。特に、教育に対する理解や、自身の夢に向かう力を感じたい方には必見の内容となっています。