CO2可視化実験
2025-04-24 13:30:17

ルミネとJCBなどが共同でCO2排出量を可視化する実証実験を実施

ルミネとJCBらによる共同実証実験



株式会社ルミネが、JCB、マッシュスタイルラボ、Arborとともに、消費者の購買行動の変化を検証する実証実験を展開します。昨年に続くこの試みは、2025年4月25日から1か月間、ルミネの8つの店舗で行われる予定で、商品のCO2排出量を可視化し、消費者の環境意識の向上を目指します。

実証実験の内容


対象となるのは、ファッションブランド「SNIDEL」の商品です。これらの商品には、CO2排出量に関する情報が記載されたQRコードが付けられています。消費者はこの情報を閲覧でき、アンケートに回答することで、商品の購入意図や実際の購買行動についてのデータが収集される仕組みです。このアプローチを通じて、CO2の可視化が消費者行動に与える影響を詳しく分析します。

背景


気候変動への対応やSDGsの重要性が高まり、企業にはサステナブルな取り組みが求められています。しかし、消費者にこうした取り組みを伝える方法や、実際の影響を測る手段はまだ限られています。ルミネはこの課題に応え、JCBやマッシュスタイルラボと協力し、ただの販売促進ではなく、消費者の意識を環境問題に向ける取り組みを推進しているのです。特に、SNIDELはリサイクル素材を活用した商品展開を行っており、環境への配慮を強く打ち出しています。

更新内容


実証実験は昨年のデータを踏まえ、特に消費者行動を深く掘り下げることを目的としています。SNIDELのみに焦点を当て、その特性や客層の理解をより深めるためのものです。また、エアコン使用時間を基にしたCO2排出量の目安表示により、消費者が日常生活と関連づけて理解できる情報が提供される点も新たな取り組みです。

実施概要


  • - 実施期間: 2025年4月25日(金)~2025年5月25日(日)
  • - 対象ブランド: SNIDEL(スナイデル)
  • - 実施店舗: ルミネ8館の各店舗(大宮、北千住、池袋、有楽町、新宿、立川、横浜、町田)

対象商品に関しては、製造および流通過程で排出されるCO2の情報と、決済手段別のCO2排出量が表示されます。これにより、消費者は自らの選択が環境にどのように影響を与えるかを意識することができるのです。

各社の役割


  • - ルミネは実験に必要な準備や告知を担当し、消費者へ情報を発信します。
  • - JCBは決済手段別の排出量を評価し、実証実験を企画します。
  • - マッシュスタイルラボは商品選定とQRコードタグの準備、消費者への情報提供を担当します。
  • - Arborは商品のライフサイクルに基づく排出量の算定を行います。

最後に


この実証実験を通じてルミネはサステナビリティの意識をより多くの消費者へ広めることが期待されています。企業として、消費者との対話を大切にし、環境問題への理解を深め、安全で豊かな未来を先導する役割を果たすことが求められています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

関連リンク

サードペディア百科事典: CO2排出量 ルミネ SNIDEL

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。