カクタスとCo-LABO MAKERの資本提携
2026年4月1日、カクタス・コミュニケーションズ株式会社(以下カクタス)と株式会社Co-LABO MAKER(以下Co-LABO MAKER)は、資本提携を結ぶことを発表しました。この提携により、両社は研究者や研究機関が直面する多様な課題に対して、研究資源へのアクセスの改善や研究活動の効率化、さらには持続可能な研究環境の実現に向けた取り組みを加速することを目指します。
提携の背景と目的
カクタスは、研究出版や資金獲得を支援するためのAI製品やソリューションを提供しており、研究者や大学、研究機関、出版社など、幅広いステークホルダーのニーズに応じたサービスを展開しています。一方、Co-LABO MAKERは、実験機器や技術のシェアリングプラットフォームを運営し、中古機器や資材の売買事業も展開しています。このような双方の強みを生かし、研究者と研究機関に対してより本質的な価値を提供するために、資本提携が結ばれました。
近年、研究現場では研究予算の制約、設備投資の負担増、資材の柔軟な調達、さらにはサステナビリティへの対応といった課題が顕在化しています。研究活動の基盤を見直し、環境を最適化することが求められています。このような中で、両社はそれぞれの知見を融合し、研究環境の課題解決に向けて力を合わせていくことを目指します。
コメント
カクタス・コミュニケーションズの代表取締役、湯浅誠氏は「Co-LABO MAKERとの資本提携を結べたことを嬉しく思います。研究環境は変化し続けており、柔軟で持続可能な基盤の構築が重要です。この提携を通じて、より広い価値を研究コミュニティに提供していきたい」と述べています。
Co-LABO MAKERの代表取締役CEO、古谷優貴氏も「カクタス社との提携を光栄に思います。私たちは研究現場のリソースの循環と最適化を模索してきました。この提携により、AI技術と物理的なリソース基盤を融合させていくことで、研究者が本質的な探究に集中できる持続可能な研究エコシステムを構築することができるでしょう」とコメントしています。
今後の展開に期待
両社は今後、ライフサイエンス分野における新たな価値提供に向けて連携を強化し、研究資源の有効活用や研究支援の高度化に取り組んでいく予定です。そして、この資本提携を通じて研究コミュニティに貢献していく所存です。新たな取り組みに期待が寄せられます。
代表者プロフィール
古谷優貴氏は2011年に東北大学で修士号を取得後、昭和電工で半導体の研究開発を手掛け、2017年にCo-LABO MAKERを設立しました。修士課程において8本の論文を執筆し、現在は研究開発の民主化に挑戦しています。
湯浅誠氏は1978年生まれで、大学卒業後イギリスへ渡り、カクタスに入社。日本法人の設立に貢献し、現在は国内外の学術支援プロジェクトに深く関与しています。彼の取り組みは、日本やアジアの研究者に対して国際的な研究の場を提供することに寄与しています。
企業情報
- - カクタス・コミュニケーションズ: 科学コミュニケーションとテクノロジーの分野で活動し、研究者向けのサービスを提供。
- - Co-LABO MAKER: 研究開発リソースのシェアリングプラットフォームとして、機器のシェアリングや流通を行なっています。