東京都内での麻しん(はしか)の発生について
2026年4月に、東京都内で麻しん患者が確認されました。これは、検査診断によるもので、現在、管轄保健所において疫学調査が進められています。接触者の健康観察も行われており、感染拡大を防止するための取り組みが強化されています。
患者の行動歴を調査した結果、感染のリスクがある時期に、特定の施設で不特定多数の人々と接触していたことが確認されました。そのため、今後の感染拡大を防ぐためには、警戒が必要です。
患者の概要
- - 性別:女性
- - 年齢:60代
- - 発症日:2026年3月25日
- - 症状:発熱、咳、発疹
- - 海外渡航歴:なし
- - ワクチン接種歴:不明
接触が疑われる施設
患者が利用した施設には、以下の場所があります。
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日時:2026年3月25日(水曜日)11時00分から17時00分頃
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場所:
- 1階 外来受付ホール
- 2階 消化器外科/乳腺外科/小児科/脳神経外科/歯科口腔外科外来フロア
- 2階 採血室
この時間帯に当該施設を利用された方は、体調に注意し、麻しんの疑いがある症状(発熱、発疹、咳、鼻水、目の充血など)が現れた場合、必ず事前に医療機関に連絡し、麻しんの可能性がある旨を伝えてください。受診の際は公共交通機関の利用を避け、医療機関の指示に従ってください。
麻しんについて
麻しんは非常に感染力の強い病気です。一般的には、感染から約10〜12日の潜伏期間を経て、発熱や風邪のような症状が現れます。さらに2〜3日経つと、高熱や発疹が出現します。発症の前日から周囲に感染力があるとされています。
予防接種を受けることで、大きく感染を防ぐことができます。麻しんの定期予防接種は、1歳で1回目、就学前の1年間に2回目です。未接種の方は、早めにワクチン接種を受けることをお勧めします。
手洗いやマスクだけでは麻しんを予防することは難しいため、確実な予防策としてワクチンを受けることが重要です。
感染拡大防止のために
最近、麻しんの患者数が増加しています。特に、海外から帰国後に症状が出ることもあり、海外渡航歴がない場合でも注意が必要です。体調不良の方、特に発熱している方は、外出を控え、自宅等で療養してください。
また、海外に渡航後3週間以内に発熱や発疹が見られる場合には、かかりつけの医師や医療機関に電話で相談し、受診の際は事前に麻しんの疑いがあることを伝えてください。
さらに詳しい情報
麻しんに関する詳細な情報や予防接種については、東京都健康安全研究センターや地域の医療機関にご相談ください。また、厚生労働省が提供するリーフレットもご確認いただけます。
患者及びその家族のプライバシーを尊重し、個人情報の保護に最大限留意しており、今後も情報を適宜提供していく所存です。
この情報を通じて、皆様の健康を守るための一助となれば幸いです。