リバブルの社会貢献
2025-07-16 11:59:01

社会貢献の新しい形、東急リバブルが看護学生を支援する実習プログラム

社会貢献の新たな形:東急リバブルと目白大学の連携



東京・渋谷区に本社を構える東急リバブル株式会社は、その100%出資子会社である東急リバブルスタッフ株式会社を通じて、社会貢献の一環として目白大学看護学科の実習を受け入れることを発表しました。この取り組みは、看護師や保健師、養護教諭を目指す学生たちに、精神看護の現場を体験する機会を提供するものです。

東急リバブルスタッフの役割


リバブルスタッフは、2001年に設立され、東急リバブルを中心に業務を支えるサービスを提供しています。近年では、障がい者の雇用促進にも力を入れており、2021年には障害者雇用の促進等に関する法律に基づいて特例子会社の認定を取得しました。これにより、障がい者雇用の接求人が大幅に増加し、2025年6月30日には404名の従業員のうち105名が障がい者雇用の社員として活躍しています。

また、2022年には厚生労働省から「もにす認定制度」の認定を受け、障がいのある社員が働きやすい環境を作ることで、就業の安定や活躍が期待されています。

実習プログラムの詳細


この実習は2025年6月6日から12月5日までの期間にわたり、全13回行われます。参加学生は、障がい者雇用社員と共に以下のカリキュラムに基づいて実践的な体験をします。

1. オリエンテーション:会社紹介や業務内容の説明
2. 働く社員の実際:入社時からの成長プロセスを体験
3. 職場での課題と対応策:障がい別の対応策についての説明
4. 実習の振り返り:経験を通じた学びの整理

各回には4〜6名の学生が参加し、直接的な体験を通じて精神看護に必要な実践能力を身につけていきます。

学生の声


実習に参加した学生たちからは、「働く環境を自分で調整できることに驚いた」「障がいを持つ社員の成長プロセスや勤務スタイルがとても参考になった」といった意見が寄せられました。この実習を通じて、学生たちは障がい者雇用の環境やその実例を学び、精神看護の重要性を再認識しています。

目白大学看護学科の狙い


目白大学看護学科は、実習を通じて学生たちが精神障がい者に対する理解を深め、支援のあり方を考える機会を提供しています。自らの就業状況を知ることは、将来の看護職としての成長を促す大きな要素です。福祉の向上に寄与するこの取り組みは、学生の自己成長を図る重要なステップでもあります。

今後の展望


東急リバブルは、ステークホルダーとの関わりを強化し、社会的な貢献を果たすための具体的なアクションを取っています。さらなるサステナブルな施策を通じて「選ばれる企業」を目指し、障がい者雇用の促進や働きやすい環境の整備に努めていくでしょう。

このように、東急リバブルと目白大学の連携による実習プログラムは、学生にとってだけでなく、障がい者にとっても大きな意義を持つ取り組みです。今後も多くの人々にとって、互いが支え合う社会を実現するための希有な機会が提供されることでしょう。


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