JPIセミナー概要
2025年7月1日(火)、JPI(日本計画研究所)は、反ESGに揺れる現代に向けた脱炭素戦略についてのセミナーを開催します。本セミナーでは、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社の宇野春香氏が講師として参加し、実効性のある戦略とその経済的合理性について詳しく解説します。
セミナーの開催背景
アメリカのトランプ政権によるパリ協定離脱に加え、金融機関が脱炭素の有志連合からメガバンクが離脱するなど、2025年に入ると脱炭素の潮流は逆風を受けているようにも見えます。しかし、我が国では企業側に対し「本物のトランジション」を求める動きが加速しています。これは企業価値を向上させるための「炭素価格」の制度枠組みが固まりつつあることに起因し、多くの企業が脱炭素に向けた戦略を求められるようになりました。
実効性ある脱炭素戦略とは
本セミナーもその例外ではありません。当日は、以下のような内容が予定されています。
1. トランジションの定義とその足跡
2. トランジションを進めることで企業が享受する経済的メリット
3. 環境対策を実施する企業としての新たなブランディング
具体的には、企業は気候変動対策に取り組むことで、どのような経済的メリットを得るのか。また、炭素価格制度による金利のメリットなども踏まえたトランジションファイナンスの重要性についても解説します。このように、持続可能なビジネス戦略への移行は単なる義務ではなく、企業の競争力を高める機会と捉えることができるのです。
開催内容
本セミナーではさらに、次の内容も触れられる予定です。
- ステークホルダーとの協力による成長戦略の共有
- 「本物のトランジション」に求められる実践的な要素
- みずほグループのトランジション支援に関するメニューのご紹介
また、セミナーの最後には質疑応答の時間を設け、参加者からの疑問に直接宇野氏が応じる貴重な機会も用意されています。
受講方法と受講料
参加方法は、会場受講、ライブ配信、アーカイブ配信(視聴期間は2週間、何度でも視聴可能)から選択可能です。受講料は1名につき37,540円(税込)で、2名以降の申し込みには割引もあります。地方公共団体の職員の方には特別割引もご用意しています。
交流の場も提供
セミナー終了後には、講師や他の参加者との名刺交換・交流会があり、人的ネットワークを広げたり新たなビジネスの機会を探る場として利用できます。これもまた、セミナーの魅力の一つです。
このセミナーを通じて、持続可能な未来に向けた知識と戦略を身につけ、企業の脱炭素化を進める一助となることを願っています。
詳細や申し込みについては、以下のリンクからご確認ください:
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JPIについて
JPI(日本計画研究所)は、国家政策やナショナルプロジェクトに関する情報を半世紀にわたり提供してきました。政・官・民の知をつなぐ架け橋として、リアルなセミナーを通じて、参加者の事業遂行に貢献しています。