AGESTとLazarusの提携
2026-06-10 16:05:57

AGESTとLazarus社が自律型AIサイバーセキュリティ基盤を共同開発

AGESTとLazarus社が自律型AIによるサイバーセキュリティ基盤を共同開発



株式会社AGESTは、アメリカのLazarus Enterprises, Inc.との間で、エージェンティックAIを用いた自律型サイバーセキュリティプラットフォーム『AGEST Defensive(仮称)』の共同開発に関する業務提携契約を締結しました。この提携は、2026年6月9日付で発表され、今後のサイバーセキュリティ市場に大きな影響を与えると期待されています。

背景と目的



近年、サイバー攻撃の脅威が増しており、これに対抗するための先進的な防御体制の構築が急務とされています。この流れの中で、特に注目されているのが生成AIなどの先端技術を用いた防御手法です。先日発表された高度AIモデル「Claude Mythos」を利用した「Project Glasswing」が、これを加速させ、日米の政府や関連機関がセキュリティ対策の整備を進める契機となっています。

また、Lazarus社のチーフサイエンティストであるエリック・ハートフォード氏が、Mythosの公表機能を解析し、オープンソース版の自律型AI脆弱性探索ツール『Clearwing』を発表しました。このツールは、複数のAIモデルに対応し、実際のセキュリティ検証能力を向上させるための素晴らしい例となっています。

提携のポイント



AGESTとLazarus社は、共に自律型AIサイバーセキュリティプラットフォームを開発することに合意しました。Lazarus社は、米国防省向けにAI情報分析プラットフォームを開発しており、その豊富な経験を活かしています。AGESTは、国内で93万台以上のEDRデバイスを監視するなど、サイバーセキュリティにおいてトップクラスの実績を誇ります。

この提携により、両社はそれぞれの専門領域を活かし、次世代のサイバーセキュリティプラットフォームを構築することを目指しています。そのプラットフォームは、脆弱性のハンティングだけでなく、防御策の提案も含む高度な機能を持つ予定です。

AGEST Defensive(仮称)について



新しいプラットフォーム『AGEST Defensive(仮称)』は、企業が手軽にサイバーセキュリティを向上させる手段を提供します。特に、特定の環境設定を通じて、複数のAIモデルを切り替えられる柔軟性があり、厳密なセキュリティ要件を満たすためのオンプレミス環境での利用にも対応しています。

また、高額なトークン料金負担の軽減を図り、リーズナブルなサービスを提供することが若干な特徴です。これにより、企業は自社のセキュリティに必要な機能を、手頃なコストで利用することができます。

今後の展開



AGESTは、10月の正式な商用展開を見据え、さらなる企業とのパートナーシップを模索しています。ITやセキュリティ分野での横断的な連携を通じて、サイバーセキュリティの高度化を図り、経済活動の発展に寄与する方向で進んでいます。

Lazarus社のCEO、アレックス・パナイト氏は、今回の提携がセキュリティ市場の民主化に向けた大きな一歩であると考えています。両社は、高度な技術を駆使し、政府や企業に対して自律的な脆弱性発見機能を提供していく意向です。

今後、サイバーセキュリティの分野での革新が期待される中、AGESTとLazarus社の取り組みは特に注目に値します。豊富な専門知識を持つ両社が共同で進めるプラットフォーム開発に、今後も目が離せません。


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