新感覚の観劇体験「ふむふむ会」
2025年2月8日、東京の新宿区にあるアプレ神楽坂スタジオで、演劇団体「ふむふむ会」の新作読みあわせイベント『喫茶ぱぱるのケーキたち』が開催されます。このイベントは、観客と共に新作のテーマやアイデアを探求していく新しいスタイルの観劇体験です。
ふむふむ会の理念とは?
「ふむふむ」は、日常のさまざまな出来事に沿って、演劇を通じてさまざまな人々が抱える問題を可視化し、共に考える力を育むことを目的としています。この考え方に基づき「ふむふむ会」は、劇団員が新しい作品のアイデアを読み上げるだけでなく、参加者がその材料を元に対話を行う場を設けています。
「ふむふむ会」では、参加者同士の意見交換や思考の共有が進むため、ただ作品を観るだけでなく、自らの感性を刺激し、表現をより深く理解できる機会となるのが魅力です。
公演の詳細について
- - 公演日時: 2025年2月8日 (土) 13:30開場/14:00開演
- - 会場: アプレ神楽坂スタジオ(東京都新宿区南山伏町2-11)
- - 料金: 一般 1,500円(税込)・学生は無料
今回の読みあわせでは、劇団員が書いた新作『喫茶ぱぱるのケーキたち』をリーディングし、その後、作品についてのトークも行います。劇団主宰の玉田ゆうなさんとプロデューサーの木香花菜さんが出演し、観客の皆さんともその時間を共有します。
参加者の声
玉田さんは、以前のふむふむ会を経て、「観客の皆さんが自らの言葉でストーリーを考えたり、意見を交わしている姿を見て、とても贅沢な時間を感じました」と語ります。また、木香さんは「新作の初演を観客とともに楽しみ、作品をより深く理解してもらうことができるイベントにしたいです」とその想いを述べています。
観劇を新たな交流の場に
参加者には、各席に用意されたノートを通じて、感じたことやアイデアを書き込んでもらうスタイルを採用しています。このノートは他の観客との交流を促進し、時間を超えて思考が繋がる瞬間を提供します。
また、過去のふむふむ会に参加した方々には特別招待状があり、友人を一緒に招待することもできるため、皆で新たな観劇体験を横のつながりや対話を通じて楽しむことができます。
ふむふむ会の今後の活動
今後も「ふむふむ会」では新作の読みあわせを定期的に開催予定です。演劇を通じて参加者が自分自身の意見を発信し、それを共有できる場を増やしていくことで、より一層多様な視点を交差させていく狙いがあります。ぜひ、この機会にふむふむ会に参加してみてはいかがでしょうか。豊かな交流と、心に触れる貴重な体験が待っています。