再生可能エネルギーの取り組み
2025-04-18 10:52:50

静岡工場が再生可能エネルギーの新たな試みを開始!東洋製罐グループの取り組み

東洋製罐グループの再生可能エネルギー導入



東洋製罐グループホールディングス株式会社(本社:東京都品川区、社長:大塚一男)は、再生可能エネルギーの利用を強化するため、静岡工場で自家消費型の太陽光発電システムを導入することを発表しました。この取り組みは、テス・エンジニアリング株式会社、みずほ東芝リース株式会社との共同事業として進められ、2025年3月からの運用開始を目指しています。

取り組みの背景と目的



d脱炭素社会の実現に向けて、中長期的な環境目標「Eco Action Plan 2030」に基づき、東洋製罐グループは2030年度までに温室効果ガス(GHG)排出量を2019年度比で50%削減し、2050年にはカーボンニュートラルを達成することを掲げています。再生可能エネルギー由来の電力の導入は、この目標達成のための重要な施策のひとつです。

システムの詳細



このプロジェクトは、静岡工場の屋根に設置される自家消費型の太陽光発電システムで構成され、発電容量は約1.6MW、年間発電量は約1,919MWhと期待されています。発電した電力は全量が静岡工場で使用され、年間約810トンのCO₂排出削減が見込まれています。

この取り組みにより、東洋製罐グループは初期投資なしで太陽光発電システムを利用できるほか、電力需要の変動や燃料コストに影響されない安定した電源を確保できます。また、併設される蓄電池(15kWh×3台)により、停電時でも電気を供給できるため、生産活動に必要な電力を確保しつつ非常時の対策も行えるという二重の効果があります。

支援制度について



本プロジェクトは「ストレージパリティの達成に向けた太陽光発電設備等の価格低減促進事業」に申請し、その交付決定を受けています。これは、自家消費型太陽光発電設備や蓄電池の導入にかかる一部経費を補助する事業です。

今後の展望



東洋製罐グループは、持続可能な社会を目指し、再生可能エネルギーや新技術の導入を継続的に進め、GHG排出削減に努めていく方針です。これにより、環境だけでなく、地域社会や企業の持続可能性にも貢献していく所存です。

会社紹介



東洋製罐は1917年に設立され、包装容器づくりに注力してきたリーディングカンパニーです。さまざまな素材を使った容器を提供し、生活を支えるための社会的インフラとして「人類の幸福繁栄に貢献する」ことを使命として掲げています。グローバルに展開するこの企業は、今後も環境への配慮を忘れず、全てのステークホルダーに最大の価値を提供し続けることを目指しています。


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