再エネ共同購入プロジェクト
2025-02-10 10:53:34

2025年開始のSAPP‿RO再エネ電力共同購入プロジェクトでコスト削減と環境貢献を!

札幌市が目指すゼロカーボンシティ計画



2025年10月から本格的に供給が始まる「SAPP‿RO再エネ電力共同購入プロジェクト」。北海道札幌市と株式会社エナーバンクが手を組み、このプロジェクトを展開します。これは地域の事業者が再生可能エネルギー電力を共同で購入できる仕組みで、環境への配慮とともに経済的なメリットも享受できる内容です。

プロジェクトの目的と特徴


このプロジェクトの主な目的は、再生可能エネルギーの普及を促進し、札幌市が掲げる「ゼロカーボンシティ」の実現を支援することにあります。特に、市内の事業者が参加しやすいよう、電力リバースオークション「エネオク」を利用して電力コストを削減する手法を取り入れています。

再エネ共同購入のメリット
コスト削減: 共同購入によるスケールメリットを活用し、個別調達よりも低コストで再エネ電力を確保。
環境貢献: 再エネ電力を利用することで、企業の環境価値が向上します。
リスク軽減: 市場変動に左右されにくい安定した電力調達が可能。

リバースオークションの導入


「エネオク」を使用することで、複数の電力事業者からの入札が行われ、最適な条件の契約が選ばれます。この仕組みにより、競争が生まれ、地域の既存の電力事業者が提供する料金プランよりも有利な条件で再エネ電力への切り替えが実現しています。

札幌市との連携


このプロジェクトは、札幌市が制定した「気候変動対策行動計画」にも基づいて進められています。この計画では、2030年までに市内の電力消費量の半分を再生可能エネルギーで賄う高い目標が設定されています。また、2022年には「再生可能エネルギー電力の利用促進に関する協定」を市と締結し、具体的な行動に移しています。

参加事業者へのインセンティブ


共同購入による再エネ電力の導入を果たした事業者には、「さっぽろ再エネ電力認定・公表制度」により認定証が交付され、成功事例として公式ホームページで紹介される特典もあります。これにより、環境への配慮をアピールできるので、企業のブランディングにも役立ちます。

未来に向けた支援策


再エネ電力は通常の電力よりも価格が高くなることが一般的ですが、本プロジェクトのようにリバースオークションを取り入れることで、事業者がより適正な価格で再エネ電力を調達できる機会が拡大します。特に、増加する電力調達の難しさに対処するため、デジタルソリューションを活用して、企業の脱炭素化及びDX(デジタルトランスフォーメーション)を支援します。

参加申し込みと説明会


本プロジェクトについての詳細を知るために、2025年2月17日にWEB説明会を開催予定です。参加を希望される事業者は、専用の申し込みフォームからアクセスできます。具体的な疑問や不安に対して、専門スタッフが対応する個別相談も受け付けています。

参加申し込みはこちら: プロジェクト参加申込受付

おわりに


「SAPP‿RO再エネ電力共同購入プロジェクト」は、コストの削減だけでなく、環境にも配慮した取り組みを通じて、札幌市の再生可能エネルギーの未来を切り開くものです。興味のある事業者の皆さまは、ぜひこの機会に参加を検討してみてはいかがでしょうか。


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