香港の日本酒市場を牽引するSAKE HUNDREDのテイスティングイベント

2024年12月12日、香港の高級日本食レストラン「ODDS」にて、日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」が特別なテイスティングイベントを開催しました。このイベントには、香港の日本酒業界で活躍するオーナーやソムリエ、唎酒師を含む35名の専門家が参加しました。

SAKE HUNDREDは世界中の人々の心を満たし、人生を彩ることを目的としたブランドであり、デイリーユースとしての日本酒から特別な場にふさわしい一本まで、多様なニーズを満たしています。香港市場でも2021年から輸出を行い、今後の成長を見込んで積極的な取り組みを進めています。

この日のテイスティングは、SAKE HUNDREDの商品開発責任者とブランドオーナーが直接プレゼンテーションを行い、6種類の商品を味わう機会が提供されました。テイスティングされたのは、『百光(びゃっこう)』、『百光別誂(びゃっこうべつあつらえ)』、『弐光(にこう)』、『深星(しんせい)』、『白奏(はくそう)』、そして『天彩(あまいろ)』の6商品です。

専門家の集結と真剣な意見交換

香港のレストラングループ「LUBUDS」の協力により実現したこのイベントでは、参加者から多数の専門的な質問が寄せられ、日本酒の魅力や市場の動向について深いディスカッションが展開されました。特に、SAKE HUNDREDの『弐光』に関しては「ひと味違う」との評価が寄せられ、参加者はそのポテンシャルを高く評価していました。

酒販店「SAKE NO WA」のジェシカ氏は、テイスティングイベントで4商品を即決で取扱うことを決め、「SAKE HUNDREDのフィロソフィーに感銘を受けた」と語ります。このように、商品への理解と情熱があふれる場面が多く見られました。

SAKE HUNDREDの今後の展開

SAKE HUNDREDは、2023年における日本酒輸出の中心地としての香港市場に深く注目しています。日本酒輸出の70%はアジア市場に集中しており、特に香港はその中でも高単価で取引されることから、さらなる販路拡大が期待されています。

2024年には台湾やタイでのローンチイベントも計画されており、ブランドの国際的な認知度が一層高まることでしょう。SAKE HUNDREDは、現地のレストランやホテル、ウエディングイベントなどに直接アプローチし、香港における日本酒の存在感を強化していく意向を持っています。