サイボウズ、就労支援事業所のデジタル化を加速
サイボウズ株式会社の「ソーシャルデザインラボ(そでらぼ)」が、就労支援事業所向けに無償でkintoneアプリの提供を開始しました。この取組みは、2026年に行われた「IT人材不足と障がい者雇用」に関するアンケート調査に基づき、実際の支援を通じて更なる具体化を目指しています。障がいのある方や働きづらさを抱える方向けの就労支援の現現場では、多くの事務作業が日常的に行われていますが、これらを効率化していくことで、より充実した支援が可能になるのです。
kintoneアプリの導入による効率化
就労支援事業所においては、利用者の名簿管理や支援状況、工賃管理まで多岐にわたる業務が発生します。これまでは紙やExcelでの管理が主流でしたが、kintoneの導入によって情報が一元化され、各情報同士の連携もスムーズになります。これにより、職員は事務負担を減らし、利用者と直接向き合う時間を確保できるようになるのです。
特に注目すべきは、実際にアプリを作成したのが就労継続支援B型事業所の利用者である点です。これは「ITスキルを身につけることで、就労の選択肢が広がる」という理念が現実の形となっています。支援を受ける立場の方々が支援する立場にもなる、そんなサイクルが今まさに進行中です。
各アプリの特徴
提供されるアプリには様々な機能が搭載されています。例えば、利用者一人ひとりの基本情報や就労課題を一目で把握できる「アセスメントシート」や、工賃・労働時間を自動的にグラフ化する機能は、職員の業務を大幅に軽減することでしょう。また、外部支援員との連携を簡易化し、業務の流れを整える機能も備わっています。
これらのアプリは、ただのツールにとどまらず、利用者と職員のコミュニケーションを促進し、支援の質を高める重要な役割を果たします。
IT導入に不安を持つ事業所へ
「ITツールの導入にはハードルが高い」と思っている方も多いかもしれません。しかし、そでらぼの専門家が導入から運用までしっかりとサポートします。これは初めてITツールを使う事業所にとって、大きな安心材料です。今なら先着10事業所まで、特別な伴走支援を提供していますので、ぜひこの機会を活用してください。
最初は1つのアプリから始めてみることも可能です。不安な点があれば、気軽に相談してください。何事も「やってみる」ことが重要です。
再び強調!障がい者雇用の未来
厚生労働省のデータによれば、障がい者の法定雇用率達成企業は約半数にとどまり、就職率も依然として厳しい状況が続いています。しかし、障がいのある方を企業成長の鍵を握る人材として捉える動きが広がってきています。特にITスキルをお持ちの障がいのある方を積極的に採用したいという意見も71.4%に達しています。この流れを受けて、就労支援事業所がアプリを活用することで、新たな可能性を模索していく時期に来ています。
まとめ
サイボウズの「ソーシャルデザインラボ」が展開するkintoneアプリは、数字だけでなく、実際に支援を受ける方たちの能力や可能性を最大限に引き出すツールとして機能します。障がいのある方が自らの力で未来を切り開く、その一助を担えるよう、私たちも引き続き情報を発信していきます。
詳細やダウンロードについては、公式サイトをご覧ください。今後も新たな取り組みに注目していきたいと思います。