バリアフリー映画祭
2025-05-21 19:46:24

障がい者も楽しめるバリアフリー映画祭、SSFF&ASIAが展開する新たな挑戦

SSFF & ASIA: バリアフリーな映画体験を届けるプロジェクト



アジア最大級の国際短編映画祭、ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)は、障がいのある方々が映画を楽しめる環境を整えるための新たな挑戦を続けています。視覚障がい者向け音声ガイドや、ろう者・難聴者向け字幕ガイドを備えたバリアフリー上映の実施を通じて、すべての人に映画の感動を届けようというインクルーシブな姿勢が魅力です。

特に注目されるのが、満島ひかりさんが主役を務める照屋年之監督の短編映画『演じる女』です。この作品を含むユニバーサル上映会では、視覚や聴覚に障がいのある人々が映画を楽しむための新しい試みがなされます。また、東京都との協力により製作された最新の短編映画『日の出を知らない街』も初めてのガイド付き上映を行います。

過去2年間にわたり実施されたユニバーサル上映会で寄せられた「観られる映画がもっと増えてほしい」という多くの声に応え、今年も引き続きこの取り組みを拡大していく考えです。特に、ゲストとして登場するろう者の俳優や関係者とのトークイベントも行い、手話通訳や要約筆記を導入してバリアフリーな交流を実現します。

このような取り組みを支えるために、SSFF & ASIAではクラウドファンディングを立ち上げました。集まった資金は、ガイド付き作品の制作や上映イベントの運営に使用され、手話通訳や筆記の手配などにも役立てられます。支援者には上映会への招待や映画祭グッズのプレゼントなど特典も用意されており、多くの方々の参加が期待されています。

映画祭の代表である別所哲也氏は、短編映画を通じて多様な文化や物語が共有されることの大切さを強調し、誰もが映画を楽しめる環境の実現に向けた熱い思いを語っています。「映画を、すべての人のものに」という理念のもと、魅力的な作品を次々と紹介していくことが、今後の目標アプローチへとつながります。

また、映画祭では、公式アンバサダーのLiLiCoさんもこの活動に賛同しており、映画が持つ力やそのメッセージをどんな方にも届けるために、さらなる協力を呼びかけています。映画を楽しむことは、人々の生活を豊かにし、影響を与える素晴らしい体験であるため、バリアフリーの重要性がより一層強調されています。

SSFF & ASIA 2025ユニバーサル上映会の詳細


  • - 日程: 2025年5月31日(土)11:20-13:10
  • - 会場: 表参道ヒルズスペースオー
  • - チケット: 無料(要予約)
予約ページはこちら

このようにSSFF & ASIAは、バリアフリーな映画体験を通じて、映画の楽しさと感動をより多くの人に届けることを目指しています。ぜひ、この素晴らしいプロジェクトを応援してみてはいかがでしょうか。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

関連リンク

サードペディア百科事典: バリアフリー 映画祭 満島ひかり

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。