SB C&S、全社員のAI活用で業務効率を大幅に向上
SB C&S株式社が、自社が掲げる「ALL with AI」という理念のもと、社内のAI活用が進み、全社員約2,000人による利用が促進されています。特に2026年3月には社内AI活用率が86%に達し、業務の効率化を図っています。今回は、その具体的な活用事例と、社員にAIの浸透を促す取り組みについて詳しくご紹介します。
AI活用の具体例
SB C&Sでは、日常的な業務のあらゆる場面でAIが活用されています。以下、いくつかの具体的な例を挙げます。
1. 日常業務の思考とアウトプットの高度化
社員は、AIを使って文章の生成、言語の翻訳や資料作成、企画アイデアの創出などを行っており、業務の初期段階から最終的なアウトプットに至るまで、効率化が図られています。これにより、社員の思考能力やアウトプットの質が高まっています。
2. 問い合わせ対応の効率化
「CASAI」というチャットサービスを利用することで、見積もり作成業務に関する問い合わせの効率化が実現しています。以前は担当者への確認に半日掛かっていた業務が、適切な活用によって数分での自己解決が可能になりました。
3. 提案活動の高度化
特にセキュリティ製品を扱う部署では、数百種類の製品データに基づいて、AIが顧客のニーズに合った製品を提案するエージェントを開発しました。この結果、営業活動における迅速な意思決定と提案の質向上が実現されています。
AI活用を促進する施策
SB C&Sでは、社内におけるAIの活用をさらに推進するため、AX戦略推進部を核にした「①学ぶ」「②慣れる」「③使いこなす」のサイクルを構築しています。
1. 「学ぶ」
全社員がAIの活用事例や新たなアイデアを学べるよう、オンライン参加可能な社内セミナーを開催しています。2025年度には53回の開催で3997名が参加するなど、非常に高い関心を寄せています。また、eラーニングを通じて専門技術に依存しない体制を整えています。
2. 「慣れる」
AI活用の環境を整えると共に、2025年には全社員が生成AIを利用し、AIエージェントを開発するプロジェクトを立ち上げました。これにより、社員はAIを「使う」だけでなく「設計する」ことも経験し、実務に対する理解が深まっています。
3. 「使いこなす」
現場発のAI活用を促進するために、業務用AIの案を募集する「AIエージェントコンテスト」を開催しています。2025年から現在までに全2回のコンテストが実施され、応募件数は累計約500件、参加者は300名以上にのぼっています。このように、現場主導で新しいAIの活用スタイルが生まれています。
今後の展望
SB C&Sは、AIの業務活用を通じてビジネスの効率化と生産性向上を目指し、さらなるデジタルトランスフォーメーションの推進に尽力していく考えです。最新のAI技術を活用し、業務がよりスムーズに進む未来を期待しています。
また、SB C&SのAIに関する取り組みについては、
こちらの動画でも詳しく紹介されています。今後の展開にご注目ください。