メドメインとSMC、ベトナムにおける新たな医療革命への挑戦
2025年7月1日、福岡に本社を置くメドメイン株式会社と北海道の株式会社SMCがパートナーシップ契約を締結しました。この提携は、ベトナムにおけるAIを用いた病理診断支援を強化し、日本の優れた医療技術を現地に展開することを目的としています。
提携の背景と目的
メドメイン株式会社は「テクノロジーでいつどこでも必要な医療が受けられる世界をつくる」という明確なミッションを掲げています。AI技術を活用したクラウド型病理診断支援システムを開発し、実際に多くの医療機関に導入を進めています。一方、株式会社SMC メディカルツーリズム・ジャパン事業部は、医療ツーリズムの推進と日本の最先端医療技術の国際展開を通じて、アジア地域における医療連携を強化してきました。
今回の契約により、両社はベトナムの病理診断分野でのAI活用の推進に取り組むことになります。このパートナーシップは、ベトナムの医療機関と連携し、AI技術を通じて病理診断の革新に寄与することを目指しています。
今後の活動
両社は、次のような具体的な活動を展開します:
- - ベトナムの医療機関との協力によるAI病理診断支援システムの研究導入
- - 日本式医療についての教育・普及活動の共同展開
- - 医療分野におけるデジタルトランスフォーメーションの推進
- - 医療の質を国際的に共有し、グローバルヘルスの向上に貢献
これにより、メドメインの先進技術とSMCの国際展開支援の知見を結集し、現地のニーズに即した持続可能で高品質な医療サービスの提供を実現することを狙っています。
医療の未来に向けて
医療の質の向上、患者のアクセス向上を図るためには、AI技術の導入が果たす役割は大きいと言えます。メドメインとSMCの提携が生み出すイノベーションにより、ベトナム国内での医療現場に新しい風が吹き込まれ、患者に対するサービス向上が期待されます。
このパートナーシップが実現した場合、AI技術を用いた病理診断は、ベトナムの医療環境においても新たな標準となる可能性が高く、さらなる発展が見込まれます。私たちが目にする未来は、AIによる病理診断が日常の一部になることかもしれません。
このように、メドメインとSMCは、単なる医療技術の供給にとどまらず、教育と普及活動を通して、医療の国際展開に向けた足がかりを築いていくことでしょう。私たちもこの医療の進化を見守り続けたいものです。
会社概要
- - メドメイン株式会社 (Medmain Inc.)
設立: 2018年1月11日
本社: 福岡県福岡市
事業内容: 医療ソフトウェア・クラウドサービスの企画・開発・運営・販売
代表取締役/CEO: 飯塚 統
公式サイト
医療ツーリズム及び日本の医療技術に関する展開の支援を行っています。
事業部長: 坂上勝也