キャディが実現した新たなナレッジの交流
製造業のデジタル変革を進めるキャディ株式会社が、2025年1月10日にアメリカのラスベガスで「モノづくり未来会議」を初めて開催しました。この会議は世界最大級のテクノロジー見本市「CES 2025」に合わせた特別なイベントで、日米から集まった120名が一堂に会しました。
講演者と内容
小林仙尚氏の講演「未来につながるDX」
東京エレクトロンの小林氏は、40年後の未来を見据えた「DX」の推進をテーマに熱意あふれる講演を行いました。彼の言葉は、既存の枠を超えた考え方と、長年のシステム設計に基づくデジタル改革の必要性を強調しました。小林氏は、企業の持つポテンシャルを最大限に引き出すための方向性を示し、参加者たちからの共感を得ました。
大西圭一氏と芳賀亮太のパネルディスカッション
Yamaha Motor Venturesの大西氏とキャディの芳賀氏によるディスカッションも注目を集めました。新規事業開発や投資に関する具体例を交えながら、特にコーポレートから事業部門への提案の重要性が論じられました。成功体験だけでなく失敗談も共有され、参加者たちの理解を深めていきました。
加藤勇志郎の講演「今求められる製造業のDX」
キャディのCEO、加藤勇志郎氏は、無形資産の価値を重視し、その活用方法について語りました。AIやシステムへの投資がいかに企業の潜在力を引き出すかを具体例を交えながら解説し、製造業における再成長の可能性について参加者に希望を持たせました。
参加者の声
参加者からは「ナレッジの継承がいかに重要かを実感した」「新しい事業開発のディスカッションが非常に参考になった」といった声が寄せられました。調査では92名全員が「満足」または「非常に満足」と回答し、総合満足度はなんと100%を記録。こうした高い評価は、今後のイベントの成功の鍵となることでしょう。
今後の展望とイベント予定
次回の開催は「CADDi Connect」として、2025年2月19日にサンフランシスコで行われる予定です。英語によるラウンドテーブル形式での交流を通じて、さらなる英国の知識と経験の共有を目指します。
キャディ株式会社の使命
キャディ株式会社は、製造業のAIデータプラットフォーム「CADDi」を運営し、情報と経験を蓄積し新たな価値を創出する企業です。グローバルな製造業の変革を進める中、この会議がどのように役立つか期待が高まります。日本をはじめ、アメリカ、ベトナム、タイなど4カ国での活動を通じて、製造業の未来を明るく照らしていくでしょう。