コンプライアンス・ステーションが認定を受けた背景
コンプライアンス・データラボ株式会社(CDL)は、そのサービス「コンプライアンス・ステーションⓇリスク評価」が2023年度の東京都トライアル発注認定制度に認定されたことを発表しました。この制度は、新たな商品やサービスを普及させるために東京都が設けたもので、注目度の高い商品が選出される中で、CDLのリスク評価サービスが選ばれたことは、その有用性を物語っています。
東京都トライアル発注認定制度とは
この制度は、2009年から実施され、東京都内の中小企業が開発した新しい商品やサービスの普及を目的としています。都は、これらの優れた商品を認定し、試験的に購入することで評価を行う仕組みで、選ばれた商品は都の広報活動の一環として広く知られることになります。
コンプライアンス・ステーションⓇリスク評価の概要
「コンプライアンス・ステーションⓇリスク評価」は、不正受給が懸念される補助金や助成金に関する申請の審査をサポートします。このサービスは、事業者の運営事務局の代行を行い、補助金申請者のリスクを総合的に評価します。特に、限られたリソースでないといけない現在において、効率的かつ適切な審査が求められています。そのため、申請段階でのリスク評価は今や欠かせないプロセスとなっています。
このリスク評価は、他のサービス「コンプライアンス・ステーションⓇUBO」と連携して行われ、主に実質的支配者の特定に役立てられています。さらに、評価に基づく事業者の選定を円滑に行えるようバックアップし、他の事業者と差別化を図ります。
コンプライアンス・ステーションⓇシリーズの全貌
CDLの「コンプライアンス・ステーションⓇシリーズ」は、データ収集(UBO)、データ整備(Connect)、リスク評価の三つのサービスで構成されています。中でも「UBO」は、マネーロンダリングやテロ資金供与の対策において、法人顧客の実質的支配者情報を迅速に把握可能とするサービスで、現在の時流に非常にマッチしています。
このプラットフォームでは、企業のデータをグラフ化し、視覚的に支配関係を把握することもできるため、金融機関などでの実務において強力なツールとなっています。
コンプライアンス・データラボ株式会社の理念
CDLは、「高度なコンプライアンス管理を身近なものに」とのビジョンを掲げ、データを生かしたコンプライアンス管理のソリューションプロバイダーとしての地位を確立することを目指しています。技術と専門知識を駆使し、お客様に最適なサービスを提供することで、業界における No.1 ソリューションベンダーを目指しています。
会社概要
- - 会社名: コンプライアンス・データラボ株式会社(CDL)
- - 代表取締役: 山崎博史
- - 所在地: 東京都千代田区丸の内 3-2-2 丸の内二重橋ビル
- - 設立: 2021年4月1日
- - 事業内容: コンプライアンス管理に関するデータサービス、コンサルティング、システム開発など
今後もCDLは、コンプライアンス分野におけるイノベーションを追求し、企業のリスク管理をサポートし続けることでしょう。