新しいシンボルオフィス「FL@T™」の誕生
2023年7月24日、株式会社NTTファシリティーズは本社オフィスにおいて、待望の共創スペース「FL@T™(フラット)」をオープンしました。この新しいスペースは、リモートワークの普及によって希薄化したリアルコミュニケーションを促進するために設計されています。
共創の場としての機能
「FL@T™」は、様々な目的に応じた部屋や共用スペースで構成されており、特にコラボレーションを重視しています。今後の約10ヶ月間で、300件以上の交流イベントや勉強会が開催される見込みです。この共創スペースは、社内外の協力者との関係を深化させ、アイデアを生み出す場として最適な環境を提供します。
健康促進と知的生産性の向上
NTTファシリティーズは、自社オフィスの面積を47%削減する一方で、年間で2億円以上のコスト削減を実現しました。「FL@T™」による健康促進と知的生産性の向上は、NEBs(省エネの副次的効果)の評価で約4,000万円の価値があることが確認されています。社員の満足度も向上し、作業環境の効率性のスコアが12ポイント、コラボレーションのスコアが4ポイント上昇したことが示されています。
「FL@T™」の特徴的な空間
「FL@T™」は、多様な活動に対応するために9つの共創シーンを設けています。例えば、大規模なイベントに対応できるワークラウンジや、ブレインストーミングを行うためのブレストルーム、レビューを行うレビュールームなどがあり、幅広いコラボレーションスタイルを支援しています。また、NTTグループの先進的なICTツールを活用し、遠隔拠点とのリアルタイムコミュニケーションを可能にする「OPEN HUB Window」や、AIアバターがアイデア創出を手助けする「AIブレストツール」も導入されています。
今後の展開と利用方法
「FL@T™」は、今後ますます多様なステークホルダーとの協働・共創を促す拠点として機能します。具体的には、AIやICTを駆使した新しい働き方の実証や、省エネルギーを目指した快適空間の設計に取り組み、この知見をワークプレイスソリューションとして展開していく計画です。
また、興味のある法人向けに事前予約を受け付けており、実際の運用状況や共創空間の利用例を体験することができます。これからの働き方や空間設計について、新たなインスピレーションを得る機会になるかもしれません。
「FL@T™」は、創造性と主体性を引き出す場として、全ての参加者が新しい価値を見出せるような空間を提供することを目指しています。興味がある方はぜひ予約し、体験してみてください。