物流施設の海外展開
2025-06-10 12:49:01

日鉄興和不動産、海外初の物流施設開発に挑戦する新プロジェクト

日鉄興和不動産、米国での物流施設開発進出



日鉄興和不動産株式会社が、米国の著名なデベロッパーTrammell Crow Companyと共に、新たな物流施設の開発事業に挑むことを発表しました。このプロジェクトは、ジョージア州アトランタ・ビュフォードに位置し、同社にとって海外における第二弾の物流施設開発となります。

プロジェクトの目的



日鉄興和不動産は、LOGIFRONTというブランド名で国内18案件の物流施設開発に成功してきましたが、海外市場への進出は新たな挑戦です。2024年11月に始まるこのプロジェクトでは、グローバルな物流ニーズに応え、効率的な流通を支える施設を構築することが目標です。

アトランタの物流ハブとしての魅力



ジョージア州アトランタは、約600万人の人口を抱える米国南東部の重要な経済圏であるとともに、ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港を有し、交通インフラが整っています。この地区は国内で4番目の物流市場規模を誇り、州間高速道路85号/985号に近接する立地は配送の利便性を高める要素となっています。

この拠点は、都市部へ簡単にアクセスできることから、物流施設に対する需要が期待されています。また、施設の構造としては、1階建ての鉄骨造で約63,800㎡の延床面積を持つ陣容です。

施工とスケジュール



プロジェクトは2025年5月から2026年下旬にかけて計画されています。施工に関しては、AL GradingとConlan Companyが担当する予定です。今後、詳細が変更される可能性もあるため、最新情報に注意が必要です。

日鉄興和不動産の取り組み



日鉄興和不動産は、物流施設事業を2018年に立ち上げ、ビル事業や住宅事業に次ぐ中核事業として成長させてきました。国内ではLOGIFRONTというブランド名で、先進的な物流施設をお客様のニーズに合わせて提供し、さらなる事業の幅を広げています。

最近では、三井不動産と共同で「MFLP・LOGIFRONT東京板橋」というプロジェクトを成功裏に完了し、今後はクレーン付き倉庫や冷凍冷蔵倉庫、データセンターなど、より多様な産業用不動産事業へも拡大する予定です。

パートナー企業について



Trammell Crow Companyは75年以上の歴史を持ち、数多くの建物を開発してきた名門デベロッパーで、CBREグループの一員となっています。シービーアールイー株式会社は、法人向け不動産サービスの大手であり、全国規模でアドバイザリー機能やプロパティマネジメントなどを展開しています。さらに、阪急阪神不動産株式会社や京阪神ビルディング株式会社と連携して、事業のファシリテーションを行います。

まとめ



日鉄興和不動産は、国内での成功をベースにした国際展開を果たすことで、さらなる成長と新たな市場への進出を狙っています。アトランタという戦略的な地域でのプロジェクト成功を目指して、今後の動向から目が離せません。


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