フジテレビ初の国際共同製作ドラマ『時光代理人』がついに放送開始
フジテレビがこの春、新たな試みとして実現したのが、土ドラ枠で放送される『時光代理人』です。これは、フジテレビ、東海テレビ、そして中国の動画配信プラットフォームbilibiliとの共同製作による、地上波ドラマとしては初の国際共同製作作品です。2026年4月11日から、毎週土曜日の23時40分から24時35分までの時間帯で、全10回を予定して放送されます。
この『時光代理人』は、原作が2021年にbilibiliでスタートした大ヒットアニメで、驚異的なシリーズ再生数8.5億回を記録しています。日本でもフジテレビが原作の日本語吹き替え版を放送しており、視聴者からの期待が高まっています。実写ドラマ化が実現するのはファンにとって待望のニュースです。
パートナーシップの力
bilibiliは、中国における若年層向けのエンターテインメントとして人気を集めているプラットフォームです。フジテレビとbilibiliは、2023年9月に戦略的パートナーシップの構築を発表しました。この提携により、お互いのIP(知的財産)を活用した共同製作が進められています。2023年10月には、bilibiliが製作した人気アニメの日本語吹き替え版を放送する「B8station」という新たなアニメ枠も設立し、今後ますます両社の間での連携が強化されていくことが期待されます。
実写ドラマ化に先立ち、アニメの新作『時光代理人-LINK CLICK-英都篇』も放送中であり、その人気が実績を裏付けています。アニメが好評を博している中での実写化は、一層多くの視聴者を引き寄せることでしょう。
今回のドラマ制作の背景
フジテレビの社長、清水賢治氏は、コンテンツビジネスを強化・拡大するための改革アクションプランを発表しており、その中でも「グローバル展開の加速」が重要テーマとして位置づけられています。この動きの中で、フジテレビが実施した『時光代理人』の実写ドラマ化は、国際共同製作の一環として新たな挑戦となります。このプロジェクトは、国境を越えたクリエイティブの融合を実現し、世界中の視聴者を魅了することを目指しています。
キャストと制作陣
本作では、主役に佐藤大樹さんと本郷奏多さんが抜擢され、期待が寄せられています。彼らの演技力とストーリーの深さが見事に融合することでしょう。脚本は、アニメ『ポケットモンスター』シリーズや、『イナズマイレブン』などの人気作に関わってきた冨岡淳広さん、監督はリ・ハオリンさんが担当します。音楽は斎木達彦さんが手がけ、映像の世界観を彩ることでしょう。
東海テレビとフジテレビ、bilibiliの3社による共同製作は、視聴者に特別な体験を提供することが期待されます。
注目の展開
『時光代理人』の放送開始は、フジテレビの新たなグローバル戦略の一環としても重要な意味を持ちます。これにより、今後の番組制作やコンテンツの流通にも大きな影響を与えることでしょう。また、bilibili社が製作するフジテレビのIPを使った新しいアニメ企画も進行中で、双方の合作がどのような化学反応を示すのか、今後の展開に目が離せません。新たな時代の幕開けを感じられる『時光代理人』を、ぜひお見逃しなく!