fabulaの地域循環
2026-05-21 11:43:28

東京発のスタートアップfabulaがマルメで地域循環プロジェクトを実施

fabula株式会社とキングサーモンプロジェクト



東京都を拠点に、"ゴミから感動をつくる"という理念のもと、未利用資源の価値化を目指すfabula株式会社。2021年に創業し、テクノロジーを活用して食品廃棄物を新たな素材へと再生する取り組みで注目されています。そんなfabulaが、東京都が支援する「キングサーモンプロジェクト」の一環として、スウェーデンのマルメ市で革新的な地域循環プロジェクトを実施しました。

プロジェクトの背景



環境問題への関心が高まる中、スウェーデンのマルメ市は、持続可能な地域づくりに向けた先進的な取り組みを進めています。fabulaは、これまでにも多くの自治体や企業と連携し、コーヒーかす、カカオの殻、茶葉など様々な未利用資源を素材化するプロジェクトを手掛けてきました。今回のプロジェクトでは、マルメ市における廃棄物削減と資源循環の活動を支えるべく、地域に根ざしたモデルを検証しました。

プロジェクトの実施内容



今回のプロジェクトは、3つの主要なフェーズ、「資源回収」「素材化・プロダクト開発」「実証展示」から構成されました。これにより、実際に廃棄されている資源をどのように再生可能な形で活用できるのかを探求しました。

資源回収



マルメ市内のカフェなど8つの拠点から約200kgの使用済みコーヒーグラウンズを回収しました。このプロセスでは、回収したコーヒーかすを市内施設で乾燥処理し、素材加工の準備を進めます。この仕組みによって、地域内での循環を促進し、他の地域に模範となるモデルを構築しました。

素材化・プロダクト開発



乾燥したコーヒー抽出かすをfabula独自の技術で再構成し、素材プレートを製作。そのプレートを基にして、ドリップスタンドやメニューポップスタンドといったプロダクトを開発しました。このプロセスを通じて、市内で回収されたコーヒーかすが新たな形としてカフェやフードコートで生まれ変わることができるのです。

実証展示



完成したメニューポップスタンドはフードコートに設置され、2日間にわたってインタビュー検証を実施しました。その間、来場者にコーヒーを提供するお披露目イベントも開催しました。来訪者からのフィードバックを収集することで、プロダクトの価値向上や再購入意向が測定され、4.63/5点の高評価を得る結果となりました。これは、食品廃棄物をただ捨てるのではなく、新たな価値を持つプロダクトへと転換する可能性を示しています。

今後の展開



プロジェクトを通じて得られた知見を基に、fabulaは国内外の自治体や地域団体との連携をさらに強化していく計画です。飲食店や商業施設への循環プロダクトの導入支援、地域内資源回収スキームの構築に挑戦し、"地域内循環モデル"の拡充を目指します。また、マルメでの取り組みが周辺国にも影響を与え、今後の商談に繋がる可能性もあります。

結論



fabula株式会社は、食品廃棄物を始めとする未利用資源の価値化を通じ、社会課題の解決に向けた挑戦を続けています。"ゴミから感動をつくる"循環型ものづくりの理念を広げるため、自治体や企業、地域団体とのパートナーシップを積極的に募集しています。未来に向かって、持続可能な地域づくりに貢献する新たな価値を提供するための取り組みがますます期待されます。


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