中古車売買の新時代を迎えるストリマ
エレウノ株式会社(本社:東京目黒区)が2025年11月15日、ラオスで中古車売買プラットフォーム「ストリマ」のサービス提供を開始した。この取り組みは、東南アジアにおけるストリマの初の展開となります。これにより、国内の路上販売が主流となっているラオス市場で、ユーザーはより便利に中古車取引を行えるようになります。
ラオスの路上販売文化とは?
ラオスでは、中古車の売却方法として、売りたい車を路上に停めるスタイルが一般的です。車両には「売ります」と書かれた張り紙に電話番号が記載されている。この方法の利点は、手軽さと広い集客力にありますが、買い手はどのエリアにどんな車があるのかを把握しにくく、売り手もどれだけの顧客に視認されているかを把握するのが難しいという課題が存在しました。
ストリマが提供するソリューション
ストリマは、こうした路上販売に特化したオンラインプラットフォームを提供し、位置情報を活用して中古車売買の利便性を向上させます。出品者は自らの車両を路傍に駐車するだけでなく、マップ上に車の情報を公開します。これにより、買い手はマップを使い、現地の「どこに・どんな車があるのか」を簡単に把握でき、効率的に車両を見つけることができます。
さらに、ストリマではアプリ内チャット機能を搭載しているため、売り手と買い手が即座に交渉を行うことが可能です。これによって、路上販売の利便性は失われることなく、オンラインによる効率性と環境保護も実現しています。
サービス開始直後からの好評
リリース後、ストリマは現地パートナー企業との連携を強化し、ラオスでの快適なサービス提供に向けた環境を整備しました。すでに延べ200台以上の中古車がプラットフォームに出品され、現地の方々からは多くの好意的な反応が寄せられています。また、ラオスの銀行やリーシング会社からの広告出稿依頼も受け付けており、収益化の道筋が見えつつあります。
今後の展開について
今後、ストリマはラオス国内でのサービス展開をさらに進め、ラオスを起点とした東南アジア各国への展開も予定されています。また、利用者が安心・安全に快適な取引を行えるよう、プラットフォームの機能をさらに拡充していく考えです。
ストリマは今後も、中古車売買に関与するすべての方々が満足できる取引環境の整備に取り組んでまいります。今までの取引スタイルに変革をもたらすストリマの挑戦に、今後も注目が集まります。