創業10周年を祝うHELP YOUの新たな挑戦と未来へのビジョン

オンラインアウトソーシングサービス「HELP YOU」を運営する株式会社ニット（東京都渋谷区、秋沢崇夫社長）は、創業10周年を迎え、そこに至るまでの歩みと今後の展望を語る「10周年記念イベント」を開催しました。これまでに約600人が日本全国および世界35カ国からリモート業務を行い、支援企業も900社に成長。今回は、その開催内容や今後へのビジョンについて詳しくお届けします。

フルリモートで描く新たな地図

HELP YOUは、フルリモートという働き方を基本スタイルとして確立し、様々な事業を支援してきました。今回の10周年を迎えるにあたり、リモートワークが普及した社会の中で、HELP YOUとしてどう進化していくかを考える重要な機会でもありました。人々の働き方が多様化する中、私たちの強みは何か、そしてどう活かすかという問いが引き続き私たちの課題なのです。

10周年記念イベントの概要

イベントは2025年10月18日にリアルで開催され、約130名が参加しました。この日は、赤を基調としたドレスコードで会場を装飾し、参加者が一つのチームとして結束する温かい雰囲気を醸成しました。以下がこの日の主な流れです：

- 記念動画の上映：創業10年の歴史を振り返る内容で、来場者を感動させました。
- 秋沢社長のメッセージ：未来志向の言葉は、参加者に強いインスピレーションを与えました。
- ドローン演出：テクノロジーとの共存を象徴する演出が、視覚的に印象を深めました。
- パネルディスカッション：クライアントと担当ディレクターによる業務効率化やBPO（ビジネスプロセスアウトソーシング）の未来についての議論が繰り広げられました。

リモートワークの普及とその先

リモートワークは今や、多くの企業において一般的となっていますが、HELP YOUが特異性を持つのは、単にリモートワークを推進するのではなく、「未来を自分で選択できる社会をつくる」というビジョンに基づいているからです。”特別な働き方”として位置づけられていたフルリモートが、今では多様な選択肢の一つとして評価されています。これからもHELP YOUは多様な働き方を支援し続けることで、人々の自己選択を後押ししていきます。

労働市場の変化と私たちの役割

現在、職場環境は大きく変わりつつあり、出社回帰の動きも見られています。そんな中、HELP YOUは一貫してフルリモートでのサポートを展開し続けています。私たちが提供するのは、ただのリモートワーク環境ではなく、個々の生活スタイルに合わせた働き方の選択肢です。転職に伴う移動の多い方や、小さな子供のそばにいたい方、さまざまな事情を持つ方々が、自らの選択で更新される未来の形こそが、HELP YOUが目指すゴールです。

イベントを通じての新たなつながり

10周年記念イベントでは、リアルな交流の重要性が再確認されました。実際に集まった参加者からは、“目の前で社長の言葉を聞くことで、伝わる温度感が全く違った”との声が多く上がりました。温かい人間関係が築かれる中で、HELP YOUがこれから向かうべき方向性が明確になりつつあります。

AIと調和する未来

AIが業務の中でますます重要な役割を果たす一方で、「人」の手による判断が不可欠です。私たちが捉えるのは、AIを上手く活用することで、人間が果たすべき役割を明確にし、それを最大限に活かす方法です。AIが進化していく中、私たちが支えるクライアントのニーズに応えるため、柔軟な提案力を磨いていきます。

働き手の選択肢を広げる

リモートワークの普及により、HELP YOUで働く600人の仲間たちは、それぞれ異なる理由で働き方を選んでいます。もはやこれは、やむを得ない事情による手段ではなく、私たちのビジョンの一環として、フルリモートのスタイルが確立されています。また、イベントでは子どもたちも参加し、将来に向けて“選択する力”を育む機会が設けられました。

未来への展望

今回のイベントを通じて、HELP YOUは次の10年に向けた更なる挑戦を強く決意しています。様々な人々とのつながりを強化し、共に成長し続けることで、より多くの人に「未来を自分で選択できる社会」を実現するための支援を行っていきます。私たちのビジョンは、決して一人だけでは成し遂げられないもの。皆様と共に、次なる一歩を踏み出していきたいと思います。