サンタクロースとフーセンガムで口腔トレーニング！園児たちのクリスマス会

フーセンガムトレーニングクリスマス会

2024年12月20日、山口県周南市の徳山めぐみ幼稚園で、特別なイベントが開催されました。この日は「フーセンガムトレーニングクリスマス会」と名付けられ、サンタクロースに扮したロッテのフーセンガム名人による口腔機能のトレーニングが行われました。

口腔機能の発達を楽しくサポート！

この取り組みは、ロッテと公益社団法人山口県歯科医師会が連携し、幼稚園児の口腔機能の向上を目的としたものです。年長園児約1000名が参加し、日頃から取り組んでいるフーセンガムトレーニングを活かして、楽しみながら自己成長を目指す機会となりました。

当日は、60名の園児たちが集まりました。園長の村田佳奈先生が「今日は特別なお楽しみがあります」と告げると、子供たちの期待が高まり、笑顔が広がりました。

サンタの登場とフーセン挑戦

その瞬間、サンタクロースに扮したフーセンガム名人が登場すると大きな歓声が上がります。サンタと一緒にフーセンガムにトライし、子供たちはフーセンをふくらませる技を披露することに。彼らはその場で楽しそうに、何度もガムを噛み、フーセンを作り出しました。

舞台に上がった子供たちが大きくフーセンをふくらませる姿は、見る者を楽しませる光景です。「楽しかった！」という声や「噛む力が強くなった」と感想を語る子供たちの姿に、フーセンガムトレーニングが確実に効果を上げていることがうかがえました。

子どもたちの成長を実感

村田園長は「子どもたちにとってこのトレーニングは楽しみな時間です。取り組む中で自信をつけてきています」と語り、特に以前は「お口ポカン」状態だった子供も、今ではガムをしっかりと噛めるようになったと嬉しさを表現しました。

会の最後にはサンタクロースからお菓子セットがプレゼントされ、子供たちの笑顔がさらに広がります。この特別な日を経て、彼らの口腔機能の発達だけでなく、子供たちにとってのかけがえのない思い出がまた一つ増えました。

フーセンガムトレーニングの意義

公益社団法人山口県歯科医師会の小山会長は、近年増加している口腔機能の問題に触れ、「ガムを噛むことで、口周りの筋肉が鍛えられ、味覚の改善や脳の活性化も期待できる」と説明。特に、日常的に柔らかい食べ物が増えている中で、口の筋力を維持するためのトレーニングが重要であることを強調しました。

フーセンガムトレーニングは、子どもたちが楽しみながら口腔機能を向上させるための新しい方法。今後もこの取り組みを通じて、未来の元気な子どもたちを育てていくことが期待されています。

おうちでもできるトレーニング

また、ご家庭でもフーセンガムを利用したトレーニング時間を設けることで、子どもたちの口腔機能の発達をサポートすることができます。「お口遊び」として、シャボン玉や吹き戻しを取り入れても良いでしょう。

このような楽しい遊びを通じて、子供たちが無理なく口周りの筋力を鍛えることができるのです。

お子さんの口腔機能は大丈夫？

最後に、お子さんの口腔機能が正常に発達しているかを確認するためのチェックリストも重要です。気になるポイントが多い場合は、一度専門家に相談することをお勧めします。

このクリスマス会は、ただ楽しむだけでなく、子どもたちの将来の健康を考えるきっかけにもなったことでしょう。今後のさらなる取り組みに期待がかかります。