ドライヤーの新常識！「ドライヤーキャンセル」と時短意識の台頭

ドライヤーの使用実態と時短意識の高まり

2025年2月6日、「ドライヤーでブローの日」が制定され、株式会社Ｉ－ｎｅのミニマル美容家電ブランド【SALONIA（サロニア）】は新たなヘアケアの潮流を生み出しています。この日を前に行われた調査では、特に20～40代の女性476名を対象にドライヤーの使用に関する実態が明らかになりました。

ドライヤーキャンセルとは？

最近、「ドライヤーキャンセル」という言葉がSNSで流行し、洗髪後にドライヤーを使わずに髪を自然乾燥させる人が増えています。調査の結果、実に4人に1人が「ドライヤーキャンセル」することが分かりました。この現象は、タイムパフォーマンス（タイパ）意識が高まっていることが背景にあると考えられます。

特に、調査参加者のうち、「ドライヤーキャンセル」を知っていると答えたのは20代女性26.3%、30代13.8%、40代は9.6％で、若年層ほどこの言葉に馴染みがあることが浮き彫りになりました。

時間を優先する傾向

多忙な生活を送る中で、女性の間では「ドライヤーを使わずに自然乾燥」という選択肢が広がっており、実際にドライヤーキャンセルを実施している割合は25.5%にも達しました。特に理由として多く挙げられているのは「乾燥時間が長いから」（44.2%）や「他に優先してやることがある」（42.5%）です。

このような時短意識は、髪型やヘアケア方法にも変化を与えています。調査では、ドライヤーを利用する時間を短縮するために、「髪を短くした」という回答が30.7%、新たにドライヤーを買い替えたことが29.6%という結果が示されました。若者を中心に、時間の効率を最大限に高める意識が強まりつつあるのです。

ドライヤーキャンセルの背後にある心理

驚くことに、高機能ドライヤーを使用しているにも関わらず、ドライヤー使用後に「手間に思う気持ち」が変わらないことも明らかになりました。1万円以上のドライヤーを使っているユーザーの約50%は、ドライヤーを使わなかったことへの後悔を示し、一方で1万円未満のユーザーは38.8%が後悔すると回答。高価格帯の製品を利用しているほど、良い結果を期待してしまい、その分後悔が大きいようです。

髪のダメージを考えた使用法

美容家電に詳しい株式会社Ｉ－ｎｅの安達部長は、濡れた髪は非常にダメージを受けやすい状態にあるため、特にドライヤーでの早い乾燥が重要であると警鐘を鳴らしています。自然乾燥は、頭皮や毛髪の乾燥、菌の繁殖、寝ぐせの原因となり、結果的に美しい髪を保つには不利に働くこともあります。

SALONIAのドライヤー

SALONIAでは、このような利用者のニーズに応えるために、さまざまなドライヤーをラインアップ。特に、チップを搭載した高機能機種や、低温風によるダメージ軽減など、技術の向上に力を入れています。これにより、速乾性を保ちながら、艶やかな仕上がりも実現しています。

例えば、「エアトリートメントドライヤー」は、シリーズで最も速く乾燥させることが可能で、価格は29,700円。その他にも、デザイン性を重視したモデルや、コストパフォーマンスが高いドライヤーも取り揃えています。

最後に

ドライヤーは美しい髪を作るための大切な道具であり、自然乾燥のデメリットも考慮する必要があります。今後も、ドライヤーキャンセル界隈はさらに広まるかもしれませんが、それでも衛生や美しさを維持するために、ドライヤーを上手く使うことこそが重要です。今後の技術革新に疑いを持たず、自分に合ったアイテム選びを楽しんでいきましょう。